西尾修
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西尾 修(にしお おさむ、1943年1月[1] - )は、日本の仏文学者。慶應義塾大学経済学部教授。
来歴
[編集]東京都生まれ[1]。1958年足立区立第九中学校卒業[1]、1962年東京都立上野高等学校(定時制課程)卒業[1]。1968年、埼玉大学文理学部人文学科仏語仏文学専攻卒業[1]。1972年、慶應義塾大学大学院文学研究科フランス文学専攻修士課程修了[1]。1976年、エクス=マルセイユ大学大学院文学研究科博士課程修了[1]。博士(フランス第3期課程)(文学)(エクス=マルセイユ大学1976年)[1]。
1978年、慶應義塾大学経済学部助手[1]。1980年、同専任講師[1]。1983年、同助教授[1]。1987年 パリ第3大学言語教授法課程修了[1]。1991年、慶應義塾大学経済学部教授[1]。2004年10月1日 慶應義塾外国語学校校長 (2008年3月31日まで)[1]。2008年慶應義塾大学を定年退職[1]。
著書・論文
[編集]- "Quelques remarques sur le Cenacle d'Illusions perdues de Balzac" , 『日本フランス語フランス文学会誌』34号、1979年
- "La Signification du Cenacle dans La Comedie humaine de Balzac" , (文部省補助出版)、東京、フランス図書、1980年
- 「1819年とバルザックの青年群像」、『芸文研究』44号、1982年
- 「バルザック『幻滅』とその時代」『慶應義塾大学経済学部日吉論文集』31号、1983年
- 「ラドヴォカ社刊『パリ、または百一の書』に関する覚え書き(一)」、『日吉紀要/フランス語フランス文学』9号、1989年
- 「バルザック『幻滅』とその時代(2)」、『日吉紀要/フランス語フランス文学』12号、1991年
- 『19世紀のフランス文学―1』、(共著)、慶應義塾大学出版会、1996年
- 「バルザック『禁治産』をめぐって」、『芸文研究』77号、1999年