西原古墳群
表示
この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2013年10月) |
西原古墳群(にしはらこふんぐん)は、埼玉県東松山市上唐子字西原にある古墳群。
菅谷台地東端の緩やかな傾斜面に築造された。かつて、7基の古墳が確認されていたが、1974年(昭和49年)に国道245号バイパスの建設に伴い3基の古墳(西原1号〜3号墳)が破壊された。このとき1号墳の横穴式石室から方頭大刀と銅腕が発掘されている。現在、墳丘がおおかた削平されている5号〜7号墳が現存する。
西原1号墳
[編集]東西8メートル・南北13メートル・高さ1.25メートル。墳形は方墳に近く、河原石による葺き石が施されている。主体部は緑泥片岩と川原石を用いた、胴張りのある複室構造の横穴式石室で、全長9メートル、玄室幅4.2メートル・高さ3メートルをはかる。副葬品は、鉄鏃7、方頭大刀1、銅腕1が出土している。
出土品は平成18年3月24日付けで東松山市有形文化財に指定された。
参考文献
[編集]- 塩野博 『埼玉の古墳 比企・秩父』pp210-214、さきたま出版会、2004年
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 文化財一覧 - 東松山市