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西光院 (足立区中川)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西光院
所在地 東京都足立区中川3-21-20
位置 北緯35度46分13.4秒 東経139度51分18.3秒 / 北緯35.770389度 東経139.855083度 / 35.770389; 139.855083 (西光院 (足立区中川))座標: 北緯35度46分13.4秒 東経139度51分18.3秒 / 北緯35.770389度 東経139.855083度 / 35.770389; 139.855083 (西光院 (足立区中川))
山号 紫雲山[1]
院号 西光院
宗派 新義真言宗[1]
本尊 阿弥陀如来[1]
創建年 江戸時代初期
開山 教栄法印
開基 浅田長右衛門
別称 桜寺
札所等 新四国四箇領八十八ヵ所霊場10番札所
文化財 田光り観音(足立区有形民俗文化財)
法人番号 4011805000122 ウィキデータを編集
西光院 (足立区中川)の位置(東京都区部内)
西光院 (足立区中川)
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西光院(さいこういん)は、東京都足立区にある新義真言宗寺院。新四国四箇領八十八箇所霊場第10番札所[2]

概要

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江戸時代初期、浅田長右衛門の開基である。浅田長右衛門は豊臣家の家臣で、大坂の陣の後に当地の開拓者となって土着したという[3]

かつては桜の木が20本程度あって、になると桜の花で満開になったことから「桜寺」と呼ばれていた。現在は数本しか残っていない[3]

寺宝の「田光り観音」は、水田の中から出土したといういわれがある観音菩薩像である。かつては観音堂に安置されていたが、現在は本堂に移動している[3]

文化財

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田光り観音
足立区登録有形民俗文化財[4]
浅田長右衛門の墓
足立区登録有形文化財 歴史資料[4]
刷袈裟板木
足立区登録有形民俗文化財[4]
庚申塔(享保十七年銘)
足立区登録有形民俗文化財[4]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c 新編武蔵風土記稿 淵江領 長右衛門新田.
  2. ^ 新四国四箇領八十八箇所霊場札所一覧”. 三郷市. 2021年12月23日閲覧。
  3. ^ a b c 足立史談会 編『足立区史跡散歩 (東京史跡ガイド21)』学生社、1992年、177-179p
  4. ^ a b c d 足立区文化財一覧.

参考文献

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