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串良町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西串良村から転送)
くしらちょう
串良町
平和公園の慰霊塔
平和公園の慰霊塔
串良町旗 串良町章
廃止日 2006年1月1日
廃止理由 新設合併
鹿屋市、輝北町串良町吾平町鹿屋市
現在の自治体 鹿屋市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 鹿児島県
肝属郡
市町村コード 46481-3
面積 65.86 km2
総人口 13,272
国勢調査、2005年10月1日)
隣接自治体 鹿屋市、大崎町東串良町肝付町
町の木 イヌマキ
町の花 バラ
串良町役場
所在地 893-1692
鹿児島県肝属郡串良町岡崎2059番地
旧串良町役場(鹿屋市串良総合支所、2009年3月)
老朽化を理由に2009年9月以降に解体された[1]
座標 北緯31度23分29秒 東経130度57分32秒 / 北緯31.39125度 東経130.95894度 / 31.39125; 130.95894座標: 北緯31度23分29秒 東経130度57分32秒 / 北緯31.39125度 東経130.95894度 / 31.39125; 130.95894
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串良町(くしらちょう)は、鹿児島県肝属郡にあった第一次産業に従事する住民が多く、農業を基幹産業とする町である。

大隅中央合併協議会の一員として周辺の鹿屋市輝北町吾平町2006年1月1日に合併(新設合併)し、新たに鹿屋市となった。合併後4年間(2009年まで)は鹿屋市の地域自治区「串良町」として、2010年以降は旧串良町内の大字に冠する地名(例:鹿屋市串良町岡崎)として残置されている。

地理

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地勢

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大隅半島のほぼ中央部に位置しており、町域は東西12.7 km、南北6.1 kmに及ぶ。東串良町との境に串良川(肝属川支流)が流れる。町域の大半を笠野原台地が占める。

大字

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2010年以降は「串良町」を冠している。

  • 上小原、下小原、有里、岡崎、細山田

歴史

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串良郷の地頭仮屋跡

江戸時代は薩摩藩の直轄領であり、東串良町とともに串良郷外城)として統治されていた。後の串良町役場周辺に地頭仮屋(現代における役場)が設置された。

  • 1889年4月1日 - 町村制実施に伴い串良郷を東西に分け、そのうち西側が西串良村として発足。東側は東串良町として現存する。
  • 1932年5月15日 - 町制施行され、串良町となる。
  • 1952年 - 串良町役場が完成[1]
  • 2006年1月1日 - 鹿屋市・吾平町・輝北町と合併し、(新)鹿屋市の地域自治区となる。
  • 2010年1月1日 - 地域自治区として廃止。鹿屋市の地名の一部となる。

地域・行政

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串良商業高校
串良小学校

行政

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  • 串良町役場(合併前最後の町長は第9代橋口貞伸町長)
  • 串良町立保健センター
  • 串良町老人福祉センター
  • 串良平和アリーナ

教育機関

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高等学校

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中学校

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  • 串良町立串良中学校
  • 串良町立細山田中学校
  • 串良町立上小原中学校

小学校

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  • 串良町立串良小学校
  • 串良町立細山田小学校
  • 串良町立上小原小学校

観光

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  • 大塚山
  • 平和公園(旧海軍航空隊串良基地跡)
  • アクアゾーンくしら

交通

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鉄道

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路線バス

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  • 大隅交通ネットワーク:垂水〜鹿屋〜串良〜東串良〜志布志を1時間に1本程度の間隔で運行している。
  • 串良ふれあいバス(串良町立)

国道

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串良に関する書籍

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  • 串良町郷土史編纂委員会編『串良郷土誌』串良町、1973年3月発行.
  • 串良町教育委員会社会教育課編『串良町郷土誌』串良町、2005年3月発行.
  • 南日本新聞社編「特攻機送った陸の空母」『記憶の証人』南日本新聞社、2006年2月発行.
  • 桑原敬一著『語られざる特攻基地・串良』文藝春秋社(文春文庫)、2006年8月発行.
  • 髙橋孟 著『海軍めしたき総決算』新潮社(新潮文庫)、1984年12月発行.
  • 荒木辰昭他編集『遙かなる串良海軍航空隊―串良空3期生の記録』「記念誌刊行会」事務局、1994年7月発行.
  • 佐志飛四三二七一 西本正春 著「串良海軍航空隊 予科練日記」 熊日出版(熊本日日新聞情報文化センター)、2003年7月発行

脚注

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  1. ^ a b 串良総合支所 地域振興課:串良総合支所の庁舎移転について 鹿屋市公式ウェブサイト、2009年8月4日。

関連項目

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