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複偶数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

複偶数ふくぐうすう: doubly even number)または全偶数ぜんぐうすうとは、2で割った数が偶数となる数である。4の倍数。複偶数でない偶数を単偶数(または半偶数)と呼ぶ[1][2][3]

性質

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十進法二進法において下1桁で偶数奇数かを判別できるのと同様に、底が2の倍数である位取り記数法において底の2乗は必ず4の倍数となるため、下2桁の数(底の2乗を法とする余り)からその数が複偶数であるか単偶数であるかを判別できる。特に底が4の倍数なら下1桁を見るだけで複偶数か判別できる。

出典

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  1. ^ 『魔方陣 : 数字の神秘』境新、1936年。doi:10.11501/1093307 
  2. ^ いしかわ・りんせい「魔方陣の作り方⑤」『車輛工学』第56巻第1号、車輛工学社、1985年1月、68頁、doi:10.11501/3270999 
  3. ^ 大森清美『魔方陣の世界 新版』日本評論社、2018年9月。ISBN 978-4-535-78885-5 

関連項目

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