表参道・新潟館ネスパス
表参道・新潟館ネスパス | |
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店舗概要 | |
所在地 |
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-11-7 |
座標 | 北緯35度40分0.6秒 東経139度42分35.4秒 / 北緯35.666833度 東経139.709833度 |
開業日 | 1997年(平成9年)6月[1] |
閉業日 | 2023年(令和5年)12月25日 |
延床面積 | 1,650 m2[2] |
最寄駅 | 東京メトロ表参道駅・ JR原宿駅 |
表参道・新潟館ネスパス(おもてさんどう・にいがたかんネスパス)は、東京都渋谷区神宮前にあった新潟県のアンテナショップ。2023年(令和5年)12月25日に閉館した[3]。延床面積は1,650 ㎡で、東京都内に立地する自治体アンテナショップとしては最大であった[2]。
概要
[編集]1997年(平成9年)6月に開業[1]。施設は地下1階地上3階で、1997年の開業時はイベント用アピールスペースのほか、新潟グランドホテルが新潟の食品を提供するレストラン「にいがたの味 静香庵」、観光・物産・地域情報をインターネットや書籍で収集できる「にいがた情報ライブラリー」が設けられた[1][4]。このほか、定住希望者に情報提供を行う「にいがたUターン情報センター」が県の東京事務所から、「新潟観光センター」が東京駅前から移転した[1]。
名称の由来は、新潟やネットワークの頭文字であるNとフランス語で空間を意味するESPACEの組み合わせである[5]。
開業後しばらくは常設の物販は行わず期間限定のイベントを主としていたが、2005年6月には2階に県産品販売コーナーが設けられた[6]。その後2006年12月頃から民間のノウハウを取り入れた改装が行われ、1階が株式会社ゆのたにの運営による県産品売り場、地下が郷土料理や地酒を提供するレストランとなった[7][8]。
改装前の年間来館者は10~12万人程度であったが、改装後は前後して開業した表参道ヒルズの影響もあって来館者が大幅に増加し[7]、2011年度から2019年度は9年連続で100万人超えとなった[9]。
2022年4月26日、新潟県は新潟館ネスパスの営業をビルの建て替えに伴い2023年12月で終了すると発表。建て替え後は家賃の上昇が見込まれるため、情報発信拠点のあり方を改めて検討するとし、再入居については言及しなかった[10]。
2023年(令和5年)12月25日で閉館し、2023年度4月から12月の入館者数は52万9796人、販売額は4億8899万円を記録した[3]。
前述の家賃の課題から建替後の再入居は実現せず、規模を大幅に縮小(延床面積は約3分の1以下[11])のうえ、後継施設となる「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA(ザ ニイガタ)」が2024年8月8日に全面オープンした[12][13]。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d “新潟県、東京・渋谷に情報拠点、ネスパス、きょう開業―販路開拓・人脈づくりも。”. 日本経済新聞: p. 22 地方経済面 新潟. (1996年11月30日)
- ^ a b “連載[ネスパス→ギンザ “新装” 新潟館]<上>物販に転換…年100万人に来館者急上昇! 表参道の都内最大アンテナショップ閉店、「新潟ファン」の都民惜しむ”. 新潟日報. (2023年12月23日)
- ^ a b “閉館した新潟県アンテナショップ「表参道ネスパス」、最後の駆け込み需要? 2023年度の入館者52万9796人、販売額は4億8899万円、いずれも増加”. 新潟日報. 2024年8月1日閲覧。
- ^ “表参道・新潟館ネスパス、来月21日に開業。”. 日本経済新聞: p. 22 地方経済面 新潟. (1997年5月22日)
- ^ “新潟県の情報発信拠点、名称「’NESPACE」に。”. 日本経済新聞: p. 22 地方経済面 新潟. (1996年11月30日)
- ^ “ネスパス、物産販売が好調―来月から酒類も取り扱い。”. 日本経済新聞: p. 22 地方経済面 新潟. (2005年7月13日)
- ^ a b “表参道ヒルズ隣接「新潟館」、県産品の店誘致―NICO、物販や飲食。”. 日本経済新聞: p. 22 地方経済面 新潟. (2006年6月13日)
- ^ “新潟県、アンテナ店を改装、東京・表参道、ゆのたにが運営。”. 日本経済新聞: p. 22 地方経済面 新潟. (2006年10月12日)
- ^ “東京の「ネスパス」入館者半減 20年度 50万人、改装後最少”. 新潟日報. (2021年9月8日)
- ^ “表参道・新潟館ネスパス、来年12月で営業終了…老朽化による建て替え工事で”. 読売新聞オンライン (2022年4月27日). 2022年4月27日閲覧。
- ^ “【新潟の情報を銀座で発信】新潟県の新情報発信拠点の運営事業者などが決定、2024年4月下旬オープン予定”. にいがた経済新聞. (2023年8月29日)
- ^ “新潟の新アンテナショップ全面開業まで1カ月、商機は銀座にあり 新潟が誇る飲食店2店が「ザ・ニイガタ」周辺に新店舗、県産食材の絶品料理で新規層開拓へ!”. 新潟日報. 2024年8月1日閲覧。
- ^ “新潟県アンテナショップ「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA(ザ ニイガタ)」、名称を正式発表 「ネスパス」後継、「ここが新潟」と花角英世知事”. 新潟日報 (2023年11月10日). 2023年11月11日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 表参道・新潟館ネスパス - ウェイバックマシン(2023年12月5日アーカイブ分)
- 新潟食楽園 - 株式会社ゆのたに - ウェイバックマシン(2023年12月6日アーカイブ分)
座標: 北緯35度40分0.6秒 東経139度42分35.4秒 / 北緯35.666833度 東経139.709833度