蠍魔宮〜ブラックアウト
表示
『蠍魔宮〜ブラックアウト』 | ||||
---|---|---|---|---|
スコーピオンズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ハードロック、ヘヴィメタル | |||
時間 | ||||
レーベル |
EMI マーキュリー・レコード | |||
プロデュース | ディーター・ダークス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
スコーピオンズ アルバム 年表 | ||||
|
蠍魔宮〜ブラックアウト(原題:Blackout)は、スコーピオンズが1982年に発表したアルバム。スタジオ・アルバムとしては8作目。
解説
[編集]1981年、ボーカリストのクラウス・マイネが声帯を痛め、一時は歌手生命も危ぶまれるほどだったが、治療に成功して復帰を果たす。アルバム・ジャケットにはゴットフリート・ヘルンヴァインの絵画を使用。
スコーピオンズにとって初となる、全米チャートのトップ10入りを果たし、アメリカでの人気を決定づけた作品となった。「官能の夜」はシングル・カットされ、全米65位に達した。
2015年12月2日には、バンドのデビュー50周年を記念し、アルバムの新規リマスター音源や未発表デモ音源を収録したCD、ミュージック・ビデオ、ドキュメンタリー映像、1983年12月17日にドイツのドルトムントで行われた『ロック・ポップ・イン・コンサート:スペシャル・ヘヴィ・メタル・ナイト』の模様を収録したDVDがセットになった『蠍魔宮~ブラックアウト(50thアニバーサリー・デラックス・エディション)』(品番: SICX-30016/17)が発売された[1][2]。
収録曲
[編集]全作曲:ルドルフ・シェンカー(特記を除く)
- ブラックアウト - "Blackout" - 3:49
- 作詞:クラウス・マイネ、ハーマン・ラレベル、ソンヤ・キテルセン
- キャント・リヴ・ウィズアウト・ユー - "Can't Live Without You" - 3:47
- 作詞:クラウス・マイネ
- 官能の夜 - "No One Like You" - 3:57
- 作詞:クラウス・マイネ
- ユー・ギヴ・ミー・オール・アイ・ニード - "You Give Me All I Need" - 3:39
- 作詞:ハーマン・ラレベル
- NOW! - "Now!" - 2:35
- 作詞:クラウス・マイネ、ハーマン・ラレベル
- ダイナマイト - "Dynamite" - 4:12
- 作詞:クラウス・マイネ、ハーマン・ラレベル
- アリゾナ - "Arizona" - 3:56
- 作詞:ハーマン・ラレベル
- チャイナ・ホワイト - "China White" - 6:59
- 作詞:クラウス・マイネ
- 静寂の煙 - "When the Smoke Is Going Down" - 3:51
- 作詞:クラウス・マイネ
- 2015年リマスター盤ボーナストラック
- ブラックアウト(デモ) - "Blackout" (Demo Version, previously unreleased)
- ラニング・フォー・ザ・プレイン(デモ) - "Running for the Plane" (Demo Song, previously unreleased)
- 作詞:クラウス・マイネ
- シュガー・マン(デモ) - "Sugar Man" (Demo Song, previously unreleased)
- 作詞:クラウス・マイネ / 作曲:シェンカー、マティアス・ヤプス
- サーチング・フォー・ザ・レインボウ(デモ) - "Searching for the Rainbow" (Demo Song, previously unreleased)
- 作詞:クラウス・マイネ
カヴァー
[編集]- 「ブラックアウト」は、屍忌蛇を中心に企画されたカヴァー・アルバム『STAND PROUD! ALL FOR HEAVY METAL』(1998年)で取り上げられた(ボーカルは小野正利)。また、ハルフォードのハノーファー公演でルドルフ・シェンカーをゲストに迎えて演奏され(クラウス・マイネも参加する予定だったが、インフルエンザのため不参加となった[3])、ライヴ・アルバム『ライヴ・インサレクション』(2001年)に日本盤ボーナス・トラックとして収録された。
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ “スコーピオンズ、これが50年を紡ぐ決定版”. BARKS. 2023年5月15日閲覧。
- ^ “スコーピオンズ、50thスペシャル・タイトルの数々”. BARKS. 2023年5月15日閲覧。
- ^ ハルフォード|OFFICIAL SITE|An exclusive interview with Rob Halford