虹から虹へ
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『虹から虹へ』 | ||||
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ヒカシュー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1714studio IGO studio | |||
ジャンル | ロック・即興音楽 | |||
時間 | ||||
レーベル | MAKIGAMI RECORDS | |||
プロデュース | 巻上公一 | |||
ヒカシュー アルバム 年表 | ||||
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『虹から虹へ(にじからにじへ)』は、ヒカシューの17枚目のアルバム。2021年12月8日にMAKIGAMI RECORDSより発売。
制作時期は前作の『なりやまず』よりも前である[1]。ジャケットは、逆柱いみりによる虫の絵。
収録曲
[編集]全作詩:巻上公一
- 大らかな予感(Vague Premonition)
- 作曲:巻上公一
- LA LA WHAT
- 作曲:三田超人
- チンピーシーとランデヴー(Chim-pi-si and Rendezvous)
- 作曲:坂出雅海
- 人生の嘘(The Lie of Life)
- 作曲:ヒカシュー
- 東京辺りで幽体離脱(Astral projection around Tokyo)
- 作曲:三田超人
- とびむしのごちそう(Flying insect feast(Geosmin))
- 作曲:ヒカシュー
- 残念なブルース(Unfortunate Blues)
- 作曲:三田超人
- 夢見ているかい?(Are you dreaming?)
- 作曲:坂出雅海
- 濃厚な虹を跨ぐ(Straddle a Thick Rainbow)
- 作曲:ヒカシュー
- 門外不出(Hidden Treasures)
- 作曲:坂出雅海
- 又々木の股から(Born from the crotch of a tree(Lost sense of humanity))
- 作曲:ヒカシュー
楽曲解説
[編集]特記事項なき限り、出典は動画「ヒカシュー『虹から虹へ』を聞く」。
- LA LA WHAT
『うわさの人類』のデモテープ制作時に作られた曲。三田超人が同名の詩をもとに曲を作り、巻上公一はそれに合わせて詩を書き直した。
- チンピーシーとランデヴー
坂出雅海曰く、「間奏部分はまだアレンジが終わっていなかったが、三田超人のギターによって道が開けた」という。
- 大らかな予感
- 人生の嘘
上記の二曲はインストだが、歌詞カードには詩が書いてある。
- 東京辺りで幽体離脱
纐纈雅代のサックスの録音はリモートで行われたが、巻上公一はヘッドフォンをしておらず、サックスの音しか聞いていないのにOKを出した。
- とびむしのごちそう
巻上公一は、「三田超人のギターがかっこいい」と評価したが、三田超人本人は「この曲を演奏していた時はなにも覚えていない」という。歌詞カードには書き取りがある。
- 残念なブルース
巻上公一は、「ブルースの詩を書こうとしたが、ブルースは当時の黒人の生活から生まれたものであるから、そんな詩は書けない」と言った。
- 夢見ているかい?
最後の部分は、坂出雅海曰く、「清水一登のキーボードが面白いのでどこで切ればいいのか分からなかった」らしい。
- 門外不出
メロトロンの音が入っている。イギルというトゥバ共和国の楽器が使われている。巻上公一は、「日本とシベリア、いろんな地域をつなげる歌を作りたかった」と語った。
- 又々木の股から
スタジオに入って一番最初に録音した曲。
参加ミュージシャン
[編集]- ヒカシュー
- 巻上公一 -ボーカル、テルミン、コルネット、尺八、口琴、ウクレレ、イギル、ディジュリドゥ
- 三田超人 -ギター
- 坂出雅海 -エレクトリックベース
- 清水一登 -ピアノ、シンセサイザー
- 佐藤正治 -ドラムス
- ゲスト
- もも -ボーカル(#3)
- 纐纈雅代 -アルト・サクソフォーン(#5)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 株式会社ワークルーム (2021年5月14日). “【インタビュー】巻上公一 ヴォーカリスト(ヒカシュー) その6/6 最終回”. 花形文化通信. 2024年12月4日閲覧。