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藤田勝久

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
藤田 勝久
人物情報
生誕 1950年????
日本の旗 日本山口県
出身校 京都府立大学大阪市立大学
学問
研究分野 東洋史(史)
研究機関 愛媛大学
学位 文学博士
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藤田 勝久(ふじた かつひさ、1950年 - )は、日本東洋史学者考古学者愛媛大学名誉教授[1][2]。学位は博士(文学)[3]。専攻は、中国古代史[4][5]

経歴

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1950年、山口県で生まれた[4]京都府立大学文学部文学科文化史学で学び、1978年に卒業[6]大阪市立大学大学院文学研究科に進んで東洋史学を専攻し、1985年に博士後期課程を単位取得後満期退学[6]

1985年10月、愛媛大学教養部専任講師に就いた[6]。1988年1月に同学部助教授昇格[6]。1996年4月に法文学部助教授に配置換え[6]。1997年4月に同学部教授昇格[6]。1998年、学位論文『史記戦国史料の研究』を大阪市立大学に提出して文学博士の学位を取得[7]。2015年3月に愛媛大学を定年退職し、4月より名誉教授[2][8]

著作

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著書
  • 史記戦国史料の研究』東京大学出版会 1997
  • 司馬遷とその時代』東京大学出版会(東洋叢書 8) 2001
  • 『司馬遷の旅 『史記』の古跡をたどる』中公新書 2003
  • 『中国古代国家と郡県社会』汲古書院(汲古叢書 62) 2005
  • 項羽劉邦の時代 秦漢帝国興亡史』講談社選書メチエ 2006 [9]
  • 『中国古代国家と社会システム 長江流域出土資料の研究』汲古書院(汲古叢書 85) 2009
  • 『史記戦国列伝の研究』汲古書院 2011
  • 『史記秦漢史の研究』汲古書院(汲古叢書 125) 2015
  • 中国古代国家と情報伝達 - 秦漢簡牘の研究』』汲古書院(汲古叢書 133) 2016 [10]
共編・共著
  • 『古代東アジアの情報伝達』松原弘宣共編 汲古書院 2008
  • 『東アジア出土資料と情報伝達』松原弘宣共編 汲古書院 2011
  • 『東アジアの資料学と情報伝達』編 汲古書院 2013
  • 神話世界と古代帝国』(アジア人物史 1) 集英社 2023
執筆担当:第9章「『史記』の通史と世界史の創造」509-566頁.

外部リンク

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  • 藤田勝久 - researchmap (更新日:2022/09/28)
  • 論文一覧(KAKENCiNiiIRDB
  • 藤田勝久 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
  • 日本の研究.com:208364
  • 藤田勝久 - J-GLOBAL

出典

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  1. ^ 『三国志』の時代と人物 - ウェイバックマシン(2020年3月29日アーカイブ分)NHK文化センター
  2. ^ a b 名誉教授称号授与者名簿(70.0KB) 愛媛大学
  3. ^ 史記戦国史料の研究”. CiNii Dissertations. 2020年3月29日閲覧。
  4. ^ a b 『項羽と劉邦の時代』著者紹介
  5. ^ 藤田 勝久 (2010年7月7日). “中国古代の国家と社会システムの解明”. 最先端研究紹介 infinity/愛媛大学. 2023年6月15日閲覧。
  6. ^ a b c d e f 藤田 勝久”. 愛媛大学 教育研究者要覧. 愛媛大学. 2015年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月10日閲覧。
  7. ^ CiNii(学位論文)
  8. ^ 『中国古代国家と情報伝達』著者紹介
  9. ^ 内容説明・目次・著者紹介 紀伊國屋書店. 2023年6月15日閲覧。
  10. ^ 目次・著者紹介 紀伊國屋書店. 2023年6月15日閲覧。