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藤枝本町駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
藤枝本町駅*
ふじえだほんまち
FUJIEDAHOMMACHI
慶全寺前 (0.7 km)
(0.5 km) 瀬戸川
所在地 静岡県志太郡藤枝町益津[1](現・藤枝市岡出山)
北緯34度52分10秒 東経138度15分23秒 / 北緯34.869318度 東経138.25647度 / 34.869318; 138.25647座標: 北緯34度52分10秒 東経138度15分23秒 / 北緯34.869318度 東経138.25647度 / 34.869318; 138.25647
所属事業者 静岡鉄道
所属路線 駿遠線
キロ程 2.7 km(新藤枝駅起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1913年大正2年)11月16日
廃止年月日 1964年昭和39年)9月27日
備考 * 1956年に岡出山駅より改称。
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藤枝本町駅(ふじえだほんまちえき)は、かつて静岡県藤枝市にあった静岡鉄道駿遠線1955年昭和30年)までは岡出山駅(おかでやまえき)。岡出山からは南西の位置にあたる。県道(現静岡県道32号藤枝黒俣線)の西側に接して駅舎があった。

第二次世界大戦中は戦場へゆく兵士を見送る姿がよくみられた。

沿革

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  • 1913年大正2年)11月16日 大手 - 藤枝新(後の新藤枝)間 開業により岡出山駅設置
  • 1956年昭和31年)1月1日 昭和29年の市制施行を記念して、藤枝本町駅に改称
  • 1964年(昭和39年)9月27日 大手 - 新藤枝 間 廃止により廃駅
    • 駅舎は個人に払い下げられ、 少し西寄りに移転した
  • 2011年平成23年)4月9日 - 6月26日開催の『ドールハウスで見る懐かしの風景』に合わせて、ドールハウス職人の小幡耕一に依頼して縮尺1/24の当駅の模型が製作された[2][3]
  • 2016年(平成28年)11月 老朽化により駅舎解体[4]

現在の様子

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藤枝本町駅跡は個人に払い下げられ、駅舎は約18メートル[5]曳家して塗装店の作業場として使われていたが、2016年老朽化により解体[4]。駿遠線で唯一現存した建物であった。県道をまたいで東側に飽波神社、七ツ森神社がある。これら神社は駿遠線開業当初から駅前にあった。

切通しだった岡出山付近の廃線跡沿線は切りひらかれ、北側には市立図書館が、南側は宅地となっている。周辺には藤枝市役所や市民会館などがある。

ここから新藤枝駅までの廃線跡は現在歩行者・自転車専用道路として残っており、当時の様子をうかがうことができる。

隣の駅

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静岡鉄道駿遠線
慶全寺前駅 - 藤枝本町駅 - 瀬戸川駅

脚注

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  1. ^ 鉄道停車場一覧:昭和12年10月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 藤枝本町駅舎”. Koichi Obata Miniature art gallery. 2022年9月1日閲覧。
  3. ^ 広報ふじえだ 平成23年4月5日号(No.1076) (PDF) , p. 11「枝っ子辞典㉒:藤枝本町駅」
  4. ^ a b 「藤枝本町駅」取り壊しへ 軽便鉄道、現存最後の駅舎跡 (静岡新聞) - ウェイバックマシン(2016年11月11日アーカイブ分)
  5. ^ 『むるぶ』藤枝版 Vol. 5 (2009年2月号) (PDF) , p. 3「志太新名物探訪:軽便の藤枝本町駅」

外部リンク

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