藤本晃
表示
藤本 晃(ふじもと あきら、1962年 - )は、日本の浄土真宗の僧侶(山口県下松市誓教寺[1]住職)[2]、パーリ仏教の研究者。(博士(文学))[2]。広島大学大学院文学研究科客員教授。日本テーラワーダ仏教協会の講師も務める[3]。
- 1962年、山口県下松市の寺院に次男として誕生[2]。山口県立下松高等学校を卒業後、学習院大学文学部哲学科進学。卒業後、龍谷大学大学院仏教学専攻修士課程修了、並びにカルガリー大学大学院宗教学専攻修士課程修了[2]。
- 1992年に誓教寺住職に就任。
- 1998年に広島大学大学院博士課程に進学し、2002年に修了[2]。博士(文学)[2]。
著作リスト
[編集]- 『功徳はなぜ廻向できるの? - 先祖供養・施餓鬼・お盆・彼岸の真意』(国書刊行会、2006年)
- 『廻向思想の研究 - 餓鬼救済物語を中心として』(国際仏教徒協会、2006年)
- 『死者たちの物語 - 『餓鬼事経』和訳と解説』(国書刊行会、2007年)
- 『お布施ってなに? - 経典に学ぶお布施の話』(国書刊行会、2007年)
- 『仏教の正しい先祖供養 - 功徳はなぜ廻向できるの?』(サンガ、2008年)
- 『悟りの階梯 - テーラワーダ仏教が明かす悟りの構造』(サンガ、2008年)
- 『ブッダの神通力 - 禅定と六神通と悟りへの道』(サンガ、2011年)
- 『お葬式の才覚 - 日本人なら知っておきたい』(新人物往来社、2011年)
- 『浄土真宗は仏教なのか?』(サンガ、2013年)
- 『『アビダンマッタサンガハ』を読む』(サンガ、2013年)
- 『日本仏教は仏教なのか? 第1巻(仏教の起源)』(サンガ、2015年)
- 『悟りの4つのステージ - 預流果、一来果、不還果、阿羅漢果』(サンガ、2015年)
- 『日本仏教は仏教なのか?第2巻(仏教はどうやって生き残ったのか?)』(サンガ、2016年)
- 『日本仏教は仏教なのか?第3巻(部派分裂の真実ー附・仏教はごまかせない―佐々木閑教授へのお答え)』(サンガ、2018年)
博士論文
[編集]- 『パーリ仏教における業報輪廻思想 - 自業自得の法則と布施の指定説の相克』(博士(文学)、甲種、広島大学、2002年)
共著
[編集]- 『ブッダの実践心理学 - アビダンマ講義シリーズ』1-8(アルボムッレ・スマナサーラ著、サンガ、2005年)
脚注
[編集]- ^ “誓教寺 Webサイト”. 2024年9月21日閲覧。
- ^ a b c d e f 『サンガジャパン』Vol.26、サンガ、2017年5月、354頁、ISBN 9784865640847。
- ^ 日本テーラワーダ仏教協会#講師
- ^ “Radio197.藤本晃さん(山口県下松市 浄土真宗 単立 誓教寺)|音の巡礼”. note(ノート) (2024年1月15日). 2024年9月19日閲覧。
参考文献
[編集]- 藤本晃『お布施ってなに? - 経典に学ぶお布施の話』国書刊行会、2007年1月。ISBN 9784336048370。
- TMR197.藤本晃さん(山口県下松市 浄土真宗 単立 誓教寺)[1]
- 仏教的に正しい禅定の作り方[2]
外部リンク
[編集]- 藤本晃 (@fujimotoariya) - X(旧Twitter)
- “日本テーラワーダ仏教協会 Webサイト”. 2024年9月21日閲覧。
- ^ “TMR197.藤本晃さん(山口県下松市 浄土真宗 単立 誓教寺)”. YouTube. 2024年9月19日閲覧。
- ^ “インド伝統の禅定をお釈迦様が極めた”. 日本テーラワーダ仏教協会. 2024年9月19日閲覧。