藤本典嗣
表示
藤本 典嗣(ふじもと のりつぐ、1970年 - )は[1]、都市システム、経済地理学を専門とする日本の地理学者、大阪経済大学国際共創学部教授[2]。主な研究テーマは、中枢管理機能の立地など都市システムに関する研究であるが、福島大学在職中に東日本大震災を経験したこともあり、震災からの復興に関する研究などにも取り組んでいる[2]。
経歴
[編集]2004年1月、「大企業の本社・支所立地と行政システム」により、九州大学から博士(経済学)を取得した[4]。
2007年、福島大学共生システム理工学類准教授となり、2015年から2016年にかけて、カナダのブリティッシュコロンビア大学客員准教授となった[1]。
2016年、東洋大学国際地域学部教授に転じ、翌2017年には学部改編によって国際学部教授となった。また、2016年から福島大学の「うつくしまふくしま未来支援センター (FURE)」客員教授となり、2017年から2020年まで中国の延辺大学客員教授も務めた[1]。
2024年、大阪経済大学国際共創学部教授に転じ、東洋大学では国際地域学研究科客員教授となった[2]。
おもな業績
[編集]単著
[編集]- テキスト都市地理学、中央経済社、2017年
共著
[編集]- (星亮一、小山良太との共著)フクシマ発復興・復旧を考える県民の声と研究者の提言、批評社(Fh選書)、2014年
- (朴美善との共著)東アジア・北米諸国の地域経済 中枢管理機能・工業の立地と政策、中央経済グループパブリッシング、2021年
共編著
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 「東アジア・北米諸国の地域経済 中枢管理機能・工業の立地と政策」名古屋市図書館。2024年9月4日閲覧。
- ^ a b c 「藤本 典嗣」『researchmap』科学技術振興機構。2024年9月4日閲覧。
- ^ ただし、『フクシマ発―復興・復旧を考える県民の声と研究者の提言』の紹介では、広島県生まれとされている。
- ^ 「藤本典嗣氏学位授与報告」(PDF)『経済学研究』第70巻第6号、九州大学、71-74頁、2024年9月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- 研究者情報(KAKEN、researchmap、J-GLOBAL)
- 文献情報(CiNii Research、IRDB)
- Fujimoto Nori (fujimoto.nori) - Facebook