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藤本一輝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
藤本 一輝
名前
カタカナ フジモト カズキ
ラテン文字 FUJIMOTO Kazuki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1998-07-29) 1998年7月29日(26歳)
出身地 福岡県福岡市南区
身長 180cm
体重 70kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 FC町田ゼルビア
ポジション FW
背番号 22
利き足 右足[1]
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2020-2023 大分トリニータ 77 (10)
2024- FC町田ゼルビア
1. 国内リーグ戦に限る。2023年11月12日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

藤本 一輝(ふじもと かずき、1998年7月29日 - )は、福岡県福岡市南区[2]出身のプロサッカー選手JリーグFC町田ゼルビア所属。ポジションはフォワード

来歴

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プロ入り前

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福岡市の少年サッカークラブ・油山カメリアFCでキャリアをスタート。中学進学時にはアビスパ福岡U-15のセレクションを受けるが不合格となり、代わりに隣県のサガン鳥栖U-15に入団した。2年次まではレギュラーを掴めなかったが、3年の進級時に同期の石川啓人が飛び級でU-18チームに昇格した為、代わりに10番を背負い藤川虎太朗と共に不動のレギュラーとしてチームを支えた。鳥栖U-18への昇格の話も持ち掛けられたが、カメリアFC時代の恩師の出身校である静岡学園高校への進学を志望しこれを固辞。しかし、静岡学園からの推薦は勝ち取れず、代わりにオファーを受けた藤枝明誠高校に進学した[2]

藤枝明誠(同期に遠野大弥)では個の打開力は評価されたものの、周りとのコンビネーションが合わなかった影響で高校2年次まではBチーム以下でプレーすることが多かった。3年進級後の4月、アピールが実りプリンスリーグ東海開幕戦でトップチーム初の先発出場を果たすと、かつて進学を志望した静岡学園相手に2得点を決める活躍を見せ勝利に貢献。その後もセンターフォワードとして得点を量産し、さらには同校の7年振り2度目の全国高等学校サッカー選手権大会出場にも貢献した[3]

高校卒業後は鹿屋体育大学に進学。1年次より出場機会を得ると2年次の2018年には前期リーグ戦で得点王となる活躍を見せるが、同年の総理大臣杯で右膝の半月板を損傷。大会後に離脱し、リハビリ期間含め復帰まで8ヶ月を要した。3年次の2019年は離脱中にチームのフォーメーションが変わった影響で、ポジションをトップからシャドーに移したが[4]、ゴールを量産し得点ランク2位の21得点を記録した[5]。同年に出場した天皇杯では、2回戦の名古屋グランパス戦ではゴールを奪い勝利に貢献。3回戦の大分トリニータ戦では試合には敗れたが、ドリブルで大分の守備陣を苦しめるなどJ1クラブ相手にインパクトを残した[6]

古巣であるサガン鳥栖を含め、数クラブから獲得オファーが届いた中、大分トリニータ監督・片野坂知宏の掲げるサッカーに魅力を感じ同クラブへの加入を決断[7]2020年6月12日、大分への来季加入内定及び特別指定選手承認が発表された[8]。同年7月18日、J1第5節・ガンバ大阪戦で途中出場によりJリーグデビューを果たした[9]

大分トリニータ

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2021年、大分トリニータに正式加入。3月2日、ルヴァンカップグループステージ第1節・ヴィッセル神戸戦でプロ入り後初先発を果たすと、前半20分にプロ初得点を記録した[10]

2022年4月30日、J2第13節・ジェフユナイテッド千葉戦でリーグ戦初得点を記録した。

FC町田ゼルビア

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2024年、FC町田ゼルビアへ完全移籍[11]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2019 鹿屋体大 10 - - - 3 1 3 1
2020 - - 3 0 3 0
2020 大分 33 J1 5 0 1 0 - 6 0
2021 18 10 0 5 1 4 1 19 2
2022 J2 23 4 4 0 1 0 28 4
2023 39 6 - 1 0 40 6
2024 町田 22 J1
通算 日本 J1 15 0 6 1 4 1 25 2
日本 J2 62 10 4 0 2 0 68 10
日本 - - 6 1 6 1
総通算 77 10 10 1 12 2 99 13

※2020年は特別指定選手として出場

その他公式戦

出場歴

タイトル

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クラブ

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鹿屋体育大学
  • 鹿児島県サッカー選手権大会(天皇杯鹿児島県予選):1回(2019年)

代表・選抜歴

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選抜歴

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脚注

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注釈

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  1. ^ 新型コロナウイルス感染拡大の影響により大会中止

出典

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  1. ^ サッカーキングでのプロフィール”. サッカーキング. フロムワン (2020年). 2020年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月9日閲覧。
  2. ^ a b J1数クラブが争奪戦を繰り広げた大学サッカー界屈指の点取り屋、鹿屋体育大・藤本一輝が大分入団内定を掴むまで(1ページ目)”. サッカーダイジェストWeb. 日本スポーツ企画出版社 (2020年6月24日). 2020年7月19日閲覧。
  3. ^ J1数クラブが争奪戦を繰り広げた大学サッカー界屈指の点取り屋、鹿屋体育大・藤本一輝が大分入団内定を掴むまで(2ページ目)”. サッカーダイジェストWeb. 日本スポーツ企画出版社 (2020年6月24日). 2020年7月19日閲覧。
  4. ^ J1数クラブが争奪戦を繰り広げた大学サッカー界屈指の点取り屋、鹿屋体育大・藤本一輝が大分入団内定を掴むまで(3ページ目)”. サッカーダイジェストWeb. 日本スポーツ企画出版社 (2020年6月24日). 2020年7月19日閲覧。
  5. ^ 得点ランキング”. 九州大学サッカー連盟 (2019年11月24日). 2020年8月20日閲覧。
  6. ^ J1守備陣を苦しめた鹿屋体育大FW藤本一輝「120分、J1相手に戦えた」”. ゲキサカ. 講談社 (2019年8月14日). 2020年7月19日閲覧。
  7. ^ J1数クラブが争奪戦を繰り広げた大学サッカー界屈指の点取り屋、鹿屋体育大・藤本一輝が大分入団内定を掴むまで(4ページ目)”. サッカーダイジェストWeb. 日本スポーツ企画出版社 (2020年6月24日). 2020年7月19日閲覧。
  8. ^ 鹿屋体育大学 藤本一輝選手 来季新加入内定および2020シーズンJFA・Jリーグ特別指定選手承認のお知らせ”. 大分トリニータ (2020年6月12日). 2020年7月19日閲覧。
  9. ^ 鹿屋体育大在学中の大分FW藤本一輝がJデビュー「自分の特長は通用すると思った」”. ゲキサカ. 講談社 (2020年7月18日). 2020年7月19日閲覧。
  10. ^ 前育出身18歳MF櫻井デビューの神戸が3発逆転勝利! 大分はFW藤本のプロ初ゴール守り切れず”. ゲキサカ. 講談社 (2021年3月2日). 2021年4月26日閲覧。
  11. ^ 藤本一輝選手 完全移籍加入のお知らせ”. FC町田ゼルビア (2023年12月19日). 2024年1月4日閲覧。
  12. ^ 本学学生のJリーグ加入内定について”. 鹿屋体育大学 (2020年6月12日). 2020年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月19日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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