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藤島茂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

藤島 茂(ふじしま しげる、1917年11月10日[1] - 1973年3月24日[2])は、東京出身の建築家随筆家

経歴

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1941年東京帝国大学工学部建築学科卒、鉄道省に入省。戦後、国鉄本社施設局建築課課長補佐として駅舎の設計営繕を担当し、技師長室調査役、大分鉄道管理局長。1953年から1954年までフランス国鉄に留学、1961年駅内トイレに関する随筆『トイレット部長』を刊行するとベストセラーとなり、映画化される。1962年『駅前広場計画論、特に駅本屋平面計画との関連について』で、東京大学より工学博士を授与される。随筆続編を『文藝春秋』に掲載。1967年国鉄外務部長。一級建築士

建築史家の藤島亥治郎の甥に当たる。

著書

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  • トイレット部長 文藝春秋新社 1960
  • トイレット監督 文藝春秋新社 1961
  • トイレット部長(増補)文藝春秋 1968(ポケット文春)
  • 遠い汽笛 トイレット部長奮戦す 文藝春秋 1969

脚注

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  1. ^ 『人事興信録 第25版 下』人事興信所、1969年、ふ88頁。
  2. ^ 『汎交通』第73巻第5号、日本交通協会、1973年5月、p.15。

参考文献

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  • 馬場知己『駅のうつりかわりー鉄道旅客駅変遷史ー』 1988年