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藤原 遠兼(ふじわら の とおかね、生没年不詳)は、平安時代の豪族。子に足立遠元がいる。武蔵守。弟に安達盛長か。
『足立氏系図』では父は藤原忠兼。『尊卑分脈』では父は小野田盛兼[2]。『中右記』に見られる儀典の記録の中に近衛府の舎人として遠兼の名がみられる[3]。遠兼が京から武蔵国足立郡に移り住み、子の遠元が足立に改姓し、以後足立氏の本拠地となった 。
- ^ “足立氏”. 2022年3月13日閲覧。
- ^ “桶川市”. 2022年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月13日閲覧。
- 細川重男『鎌倉政権得宗専制論』(吉川弘文館、19999年)
- 『越谷市史 通史』(越谷市、1972年)