藤原清主
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藤原 清主(ふじわら の きよぬし、生没年不詳)は、奈良時代から平安時代初期にかけての貴族。名は浄主とも記される。藤原南家、参議・藤原巨勢麻呂の孫。従五位下・藤原瀧麿の子。官位は正五位下・左馬頭。
経歴
[編集]桓武朝の延暦5年(786年)従五位下に叙爵する。その後、延暦10年(791年)丹波介、延暦15年(796年)内厩頭に任ぜられている。
従五位上に昇叙されたのち、平城朝の大同3年(808年)左馬頭に任官し、大同4年(809年)正五位下に至る。
官歴
[編集]『六国史』による。
- 時期不詳:正六位上
- 延暦5年(786年) 正月7日:従五位下
- 延暦10年(791年) 正月22日:丹波介
- 延暦15年(796年) 12月4日:内厩頭
- 時期不詳:従五位上
- 大同3年(808年) 6月9日:左馬頭
- 大同4年(809年) 12月9日:正五位下
系譜
[編集]『尊卑分脈』による。
- 父:藤原瀧麿
- 母:大中臣清麻呂の娘
- 生母不詳の子女
- 男子:藤原近継
- 男子:藤原甲斐人