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藤原村雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
藤原 村雄
時代 平安時代初期 - 前期
生誕 不詳
死没 承平2年7月15日932年8月20日
官位 下野大掾従四位上河内守下野守長門守
氏族藤原北家魚名流
父母 父:藤原豊沢、母:鳥取豊俊の娘
鹿島直行の娘
秀郷宗郷高郷永郷興郷友郷時郷春郷平国香
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藤原 村雄(ふじわら の むらお)は、平安時代前期から中期の貴族藤原北家藤原豊沢の子。藤原秀郷の父。官位従四位下河内守下野守

経歴

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父である豊沢から職務を受け継ぎ下野大掾に任ぜられ、その流れは子孫の太田氏小山氏に至るまで続いた[1]

仁和3年(887年従五位下延喜11年(911年従四位下へと昇進。

承平2年(932年)7月15日、卒去

人物

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母は下級役人である史生鳥取氏。村雄は、自らと同じ国司の掾である鹿島氏から妻を迎えている。下野国司として多くの地方豪族農民を配下に収め、広大な土地を開墾し、父の代より高い権力を保持していたと考えられている[2]

官歴

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『田原族譜』、『下野国誌』、『皆川氏系図[3]』による。

系譜

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脚注

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参考文献

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  • 山士家左伝 編『田原族譜』東明会、1883年9月。 NCID BA85281841https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/780477 
  • 河野守弘 編『下野国誌. 巻之11』佐藤三一郎、1893年10月。 NCID BB19199224https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/763936 
  • 野口実 編『伝説の将軍 藤原秀郷』吉川弘文館、2001年12月。ISBN 9784642077798NCID BA55299699 
  • 栃木県立博物館 編『藤原秀郷 : 源平と並ぶ名門武士団の成立』栃木県立博物館、2018年10月。ISBN 9784887581005NCID BB2712375X