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藤井郁美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
藤井 郁美
個人情報
生誕 (1982-11-02) 1982年11月2日(42歳)
日本の旗 日本 神奈川県横浜市
スポーツ
競技車いすバスケットボール
障害クラス4.0
チームSCRATCH/宮城MAX
獲得メダル
日本の旗 日本
女子 車いすバスケットボール
アジアパラ競技大会
2010 広州
2018 ジャカルタ

藤井郁美ふじい いくみ、旧姓:井上、 1982年11月2日 - )は、神奈川県横浜市出身の女子車いすバスケットボール選手。ポジションはフォワード。現在は男女混成車いすバスケットボールチーム宮城MAXと、女子車いすチームのSCRATCH[1]でプレーしている。車いすバスケットボール女子日本代表共同キャプテン。夫は元車いす男子日本代表の藤井新悟[2]

来歴

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小学校3年生のとき、バスケットボールを始める。中学生のときのポジションはガードで、3年生時の県大会でベスト4に進出[3]。強豪校からの推薦が来るほどの選手であったが、中学卒業直前に骨肉腫が見つかり、右脚のひざと、大腿の一部を切断することになった。退院後、推薦ではない別の高校に1年遅れで進学し、女子バスケ部のマネージャーを務めていた[3]

2002年、20歳の時、車いすバスケットボールと出会い、競技を始める[4][5]

2005年車いすバスケットボール女子日本代表に選出され[5]、アジアオセアニアチャンピオンシップスで国際大会に初出場した[3]

2006年オランダで開催されたIWBF車いすバスケットボール世界選手権に出場。大会期間中に高確率でアウトサイドシュートを決めるアメリカのジェニファー・ハウイットのプレーに衝撃を受け[3]、帰国後により高い練習レベルを求め、当時は男子選手しか所属していなかった宮城MAXに入団[5]

2007年国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会は全試合スタメンを務めた。

2008年北京パラリンピックに出場し、4位入賞の原動力となった[5]

宮城マックスのチームメイトの藤井新悟と結婚し[5]、2014年に母となった後も周囲やチーム関係者の協力を得て競技を続けた[6]

2017年、第45回日本車いすバスケットボール選手権大会 でベスト5を受賞[7]

2018年、アジアパラ競技大会前から日本代表キャプテンに就任[5]

2021年、東京パラリンピックに出場。

プレースタイル

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宮城マックスでアウトサイドシュート力、フェイドアウェイシュートを身に着けた。アピールポイントはクイックで打てるアウトサイドシュート[7]

日本代表歴

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出典

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外部リンク

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