藍閃石
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藍閃石 | |
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分類 | ケイ酸塩鉱物 |
化学式 | Na2(Mg3Al2)Si8O22(OH)2 |
結晶系 | 単斜晶系 |
へき開 | 二方向に完全 |
モース硬度 | 6 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 灰藍色、紫青色 |
条痕 | 灰色 |
比重 | 3.1 |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
藍閃石(らんせんせき、glaucophane、グロコフェン)は鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種。角閃石のなかまで、化学組成は Na2(Mg3Al2)Si8O22(OH)2、単斜晶系。
藍閃石片岩(青色片岩)に含まれる。
近縁の角閃石
[編集]Mg が Fe2+ に置き換わると鉄藍閃石、Al が Fe3+ に置き換わると苦土リーベック閃石になる。Mg と Al が共に置き換わるとリーベック閃石になる。
- 藍閃石 - Na2(Mg3Al2)Si8O22(OH)2
- 鉄藍閃石 - Na2(Fe2+3Al2)Si8O22(OH)2
- 苦土リーベック閃石 - Na2(Mg3Fe3+2)Si8O22(OH)2
- リーベック閃石 - Na2(Fe2+3Fe3+2)Si8O22(OH)2
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- B.E. Leake et al., "Nomenclature of amphiboles: report of the Subcommittee on Amphiboles of the International Mineralogical Association, Commission on New Minerals and Mineral Names", The Canadian Mineralogist, Vol. 35, pp. 219-246, 1997. [1]
- 黒田吉益・諏訪兼位 『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』 共立出版、1983年、ISBN 4-320-04578-5。
- 松原聰 『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』 学習研究社、2003年、ISBN 4-05-402013-5。
- 国立天文台編 『理科年表 平成20年』 丸善、2007年、ISBN 978-4-621-07902-7。
外部リンク
[編集]- Glaucophane(mindat.org)
- Glaucophane Mineral Data(webmineral.com)
- Amphiboleグループ(地球資源論研究室)