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薬王寺 (いわき市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
薬王寺
所在地 福島県いわき市四倉町薬王寺字塙74
位置 北緯37度6分56.6秒 東経140度55分7.2秒 / 北緯37.115722度 東経140.918667度 / 37.115722; 140.918667座標: 北緯37度6分56.6秒 東経140度55分7.2秒 / 北緯37.115722度 東経140.918667度 / 37.115722; 140.918667
山号 延寿山
宗派 真言宗智山派
創建年 大同元年(806年
開山 徳一
中興年 文安3年(1446年
中興 岩城隆忠
文化財 絹本著色弥勒菩薩像、厨子入金銅宝篋印舎利塔(以上、重要文化財)、他
法人番号 2380005006614 ウィキデータを編集
薬王寺の位置(福島県内)
薬王寺
薬王寺
薬王寺 (福島県)
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薬王寺(やくおうじ)は、福島県いわき市にある真言宗智山派寺院

歴史

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806年大同元年)、徳一によって開山された。一時、寺運衰微したが、1446年文安3年)に当地の領主岩城隆忠によって中興された[1]

江戸時代寺領50が与えられ、162もの末寺を擁していた。しかし、1868年慶応4年)の戊辰戦争磐城の戦い)の戦火で焼失した[1]

当寺には、多くの板碑がある。これは寺に元々あったものではなく、周辺から集めたものなので、中には禅宗系の板碑もある[1]

文化財

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  • 絹本著色弥勒菩薩像(重要文化財 明治39年4月14日指定)[2]
  • 厨子入金銅宝篋印舎利塔(重要文化財 昭和36年6月30日指定)[3]
  • 刺繍阿弥陀三尊種子懸幅(福島県指定重要文化財 昭和39年3月24日指定)[4]
  • 絹本著色真言八祖像(いわき市指定文化財 昭和51年5月27日指定)[5]
  • 絹本著色涅槃図(いわき市指定文化財 昭和51年5月27日指定)[5]
  • 高月山阿遮院祠堂金之記(いわき市指定文化財 平成7年4月28日指定)[5]
  • 奥州磐城薬王寺来由記(いわき市指定文化財 平成7年4月28日指定)[5]
  • 薬王寺文書(いわき市指定文化財 平成7年4月28日指定)[5]
  • 摩訶般若波羅蜜多心経(いわき市指定文化財 平成17年4月27日指定)[5]
  • 正誉本古写経手鑑(いわき市指定文化財 平成17年4月27日指定)[5]
  • 板石塔婆(いわき市指定史跡 平成5年3月26日指定)[5]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c 福島県高等学校地理歴史・公民科(社会科)研究会 編『福島県の歴史散歩(歴史散歩7)』山川出版社、2007年、49-50p
  2. ^ 絹本著色弥勒菩薩像文化庁
  3. ^ 厨子入金銅宝篋印舎利塔文化庁
  4. ^ 福島県国・県指定等文化財一覧福島県
  5. ^ a b c d e f g h 指定文化財一覧いわき市

参考文献

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  • 福島県高等学校地理歴史・公民科(社会科)研究会 編『福島県の歴史散歩(歴史散歩7)』山川出版社、2007年