蒲原津
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蒲原津(かんばらのつ)とは、江戸時代中期まで現在の新潟県新潟市に存在した港である。
蒲原津は信濃川と阿賀野川の合流河口付近にあった港であり、新潟津、沼垂湊の間に存在した。この3つの港は新潟三ヵ津と呼ばれた。
蒲原津は建武2年(1335年)以降から北側の加地城の加地氏と南側の天神山城の小国氏で物資、兵士等を運ぶための舟運の拠点を獲得するため、4回ほど争奪戦が行われた。河口港という立地条件から、度重なる地形や水流、天候の変化を受け、延宝年間(1673年-1681年)洪水で流され廃港となった。
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