蒲刈町営バス
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蒲刈町営バス(かまがりちょうえいバス)は、広島県安芸郡蒲刈町がかつて運行していた自治体バス(廃止代替バス)。運行形態は、道路運送法の規定に基づく自家用有償旅客運送(旧80条バス)で、車両は町が保有する自家用バス(白ナンバー車)を使用していた。
歴史
[編集]1964年から町内を運行していた呉市交通局(市営バス)の路線が1983年に廃止されたため、その廃止代替廃止代替として、町が直営で町営バスを運行開始した[1]。学校の夏休み期間中は、小中学生にプール利用無料乗車券を発行していた。
蒲刈町は2005年に呉市へ編入され、町営バスは呉市生活バスへ継承されて「蒲刈地区生活バス」となり、民間委託化によりひまわり交通が運行受託していた。
その後、2008年の豊島大橋開通時の島内交通再編により、さんようバスと瀬戸内産交が共同運行する大崎下島 - 広駅方面の直通バスに統合される形で廃止された。
→「ひまわり交通 (広島県) § 呉市生活バス」も参照
路線
[編集]以下の1路線があった(2003年1月4日改正時点、全バス停記載[2])。
- 県民の浜 - 恋が浜 - 梶谷 - 営農センター - 宮田大橋 - 旧選果場前 - 大浦桟橋 - 蒲刈中学校 - 小浜 - 宮盛 - 蒲刈町役場 - 福祉の村前 - 田戸 - 車谷 - 立岩 - 福泊 - 北刈浜 - 向桟橋 - 向中央 - 向学校
田戸と大浦桟橋で、呉方面から来る瀬戸内産交の一般路線バスや、広島市方面から来る高速バス「広島蒲刈線」との接続が取られていた。
車両
[編集]- 日野・レインボーRJを使用していた。
関連項目
[編集]- 蒲刈町
- 呉市#交通 / 呉市生活バス
- ひまわり交通 (広島県) - 呉市生活バスとなってからの受託事業者
- 廃止代替バス / 呉市交通局
- 自家用有償旅客運送
- 80条バス運行事業者一覧
- 日本のコミュニティバス一覧#廃止されたコミュニティバス
脚注
[編集]- ^ 第7回呉市・蒲刈町合併協議会 協議事項 協議第33号 独自事業の取扱いについて (1) 生活バスの運行 呉市公式ウェブサイト
- ^ 蒲刈町公式ウェブサイト(当時)上で公開されていた時刻表より。