葛 (姓)
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葛(かつ)は、漢姓の一つ。中国・朝鮮などに分布する。
中国の姓
[編集]葛 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 葛 |
簡体字: | 葛 |
拼音: | Gě |
注音符号: | ㄍㄜˇ |
ラテン字: | Ko |
広東語発音: | Got3 |
上海語発音: | Keh4 |
台湾語白話字: | Kat, Koah |
2020年の中華人民共和国の統計では人数順の上位100姓に入っておらず[1]、台湾の2018年の統計でも137番目に多い姓で、6,697人がいる[2]。
著名な人物
[編集]朝鮮の姓
[編集]カル | |
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各種表記 | |
ハングル: | 갈 |
漢字: | 葛 |
発音: | カル |
日本語読み: | かつ |
英語表記: | Gal, Kal, Kal, Garl, Gahl, Karl, Carl |
著名な人物
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氏族
[編集]本貫は22本が伝わるが、清州葛氏・楊州葛氏が大宗である。始祖は未詳で、多くの文献では葛成南が最初の葛氏と伝えるが、諸葛氏から派生したという説が一番有力である。諸葛氏の始祖は『三国志』の諸葛亮の父諸葛珪で彼の20代孫諸葛公巡が興徳王の時に新羅に帰化し、その後高麗高宗の時に泓・瀅の二人の兄弟が複姓をそれぞれ一つずつ分けて使う事にして、兄(諸泓)は諸氏、弟(葛瀅)は葛氏に分宗して葛氏が始まったと言う。『三国史記』に高句麗の長寿王の時の葛廬という武将が登場するが、今日の葛氏と同系なのかは確かではない。
2002年、南陽葛氏清州君派の1300余名は裁判を通じて諸葛氏に復姓した[3]。
氏族(地域) | 創始者 | 人数(2015年)[4] |
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開城葛氏 | 17 | |
慶山葛氏 | 14 | |
羅州葛氏 | 13 | |
南陽葛氏 | 諸葛亮の父の諸葛珪の20代子孫の諸葛公巡の子の葛瀅 | 453 |
端川葛氏 | 20 | |
達城葛氏 | 35 | |
大邱葛氏 | 690 | |
茂朱葛氏 | 23 | |
三果葛氏 | 7 | |
星山葛氏 | 5 | |
星州葛氏 | 175 | |
星川葛氏 | 5 | |
陽城葛氏 | 10 | |
寧海葛氏 | 28 | |
玉果葛氏 | 11 | |
全州葛氏 | 7 | |
青山葛氏 | 7 | |
清州葛氏 | 278 | |
忠州葛氏 | 96 | |
坡州葛氏 | 9 | |
坡平葛氏 | 7 | |
河源葛氏 | 25 | |
咸昌葛氏 | 29 | |
華山葛氏 | 53 | |
華安葛氏 | 10 | |
花園葛氏 | 22 |
人口と割合
[編集]年度 | 人口 | 世帯数 | 順位 | 割合 |
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1930年 | 307世帯 | |||
1960年 | 1,837人 | 258姓中129位 | ||
1985年 | 737世帯 | 274姓中132位 | ||
2000年 | 3,178人 | |||
2015年 | 2,086人[4] |
出典
[編集]脚注
[編集]- ^ “《二〇二〇年全国姓名报告》发布_部门政务_中国政府网”. www.gov.cn (2021年2月8日). 2023年1月19日閲覧。
- ^ “全國姓名統計分析”. 中華民国内政部. p. 281 (2018年10月). 2023年1月19日閲覧。
- ^ ““제갈씨로 살겠다”“갈씨姓 놀려”1300명 復姓” (朝鮮語). 서울신문 (2002年7月10日). 2024年3月18日閲覧。
- ^ a b “KOSIS”. kosis.kr. 2022年11月15日閲覧。