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葛老山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
葛老山
葛老山山頂
標高 1,123 m
所在地 日本の旗 日本 栃木県日光市
位置 北緯36度55分16秒 東経139度40分30秒 / 北緯36.92111度 東経139.67500度 / 36.92111; 139.67500座標: 北緯36度55分16秒 東経139度40分30秒 / 北緯36.92111度 東経139.67500度 / 36.92111; 139.67500
葛老山の位置(日本内)
葛老山
葛老山の位置
プロジェクト 山
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葛老山(かつろうざん)は、 栃木県日光市に位置する標高1,123 mの山[1]。古くは戸板山と呼ばれていた。

下野新聞社が選定した栃木百名山のひとつである。

登山

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野岩鉄道会津鬼怒川線湯西川温泉駅道の駅湯西川が登山口となっているため、アクセスは非常に良い。3時間半程度で往復できること、道の駅湯西川に温泉施設を併設していることからも人気はあるが、熊の目撃情報もあるため注意が必要である。

なお、湯西川のキャラクターのかっぱを七福神に見立てた「かっぱ七福神」を巡りながらの登山となる。

歴史

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1683年天和3年)におきた天和日光地震によって地すべりが発生し、鬼怒川支流の男鹿川が堰き止められて地すべりダムが出現した[1]。江戸の日本橋から50里の距離にあることから五十里湖と呼ばれたという。その後、1723年享保8年)8月の数日降り続いた雨で決壊して下流の約70の村に洪水を引き起こした[1]。このときに、温泉が湧き出すのが発見され、これが今の川治温泉になり、また下流の岩が削られ、竜王峡の峡谷ができた。

のちに地すべりのあった地点から約2 km下流に五十里ダムが建造された[1]。このダム湖もまた五十里湖と呼ばれている。

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ a b c d 井口 隆「空から見る関東地方の地すべり地形」『公益社団法人日本地すべり学会関東支部平成30年度シンポジウム「地形・地質からみた関東の地すべり」概要集』2018年。 

関連項目

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外部リンク

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