葛兆光
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人物情報 | |
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生誕 |
1950年(73 - 74歳) 中国 上海市 |
出身校 | 北京大学 |
学問 | |
研究分野 | 歴史学(東洋史・中国思想史) |
研究機関 | 揚州師範大学・清華大学、復旦大学 |
葛 兆光(かつ ちょうこう[1]、コー チャオコワン[2]、拼音: 、1950年[1] - )は、中華人民共和国出身の歴史学者。専門は東アジア・中国の思想史、文化史、宗教史[3]。
経歴
[編集]1950年、上海市で生まれた(原籍は福建省)[4]。1960年、貴州省の山村に下放[5]。貴州省の凱里第一中学で学び、1978年に卒業後、北京大学中文系古典文献専業に入学した。卒業後は同大学大学院中国古典文献学専攻に進み、修了[6]。
卒業後は、揚州師範大学歷史系教授となった。以後、東京大学・京都大学・ハーバード大学・プリンストン大学・シカゴ大学などで研究に従事[4][3]。清華大学歴史系教授、復旦大学文史研究院院長、復旦大学歴史系特聘資深教授を歴任[6]。国際的に活動[4]。
受賞
[編集]著作
[編集]→「zh:葛兆光 § 著作」も参照
日本語訳のある著作
[編集]- 著書
- 『道教と中国文化』坂出祥伸・大形徹・戸崎哲彦・山本敏雄訳 東方書店 1993年[8]
- オンデマンド版 2010年[9]
- 『中国再考 その領域・民族・文化』辻康吾監修、永田小絵訳 岩波書店(岩波現代文庫) 2014[10][11]
- 増補・改題『完本 中国再考 領域・民族・文化』辻康吾 監修・永田小絵 訳 岩波書店(岩波現代文庫) 2021[12]
- 『中国は“中国”なのか 「宅茲中国」のイメージと現実』橋本昭典・佐藤実 訳 東方書店 2021[13]
- 書籍収録論文
「グローバルヒストリーの潮流の中で各国史にまだ意義はあるのか」『グローバルヒストリーと東アジア史』羽田正編 東京大学出版会 2016[14]
外部リンク
[編集]- Ge Zhaoguang (@GeZhaoguang) - X(旧Twitter)
脚注
[編集]- ^ a b 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」『葛 兆光』 - コトバンク
- ^ 『道教と中国文化』著者紹介
- ^ a b “東京カレッジ講演会「朝貢圏最後の盛会」 | イベント”. 東アジア藝文書院 | 東京大学. 2021年4月24日閲覧。
- ^ a b c 『中国再考―その領域・民族・文化』著者紹介
- ^ 吉川忠夫『三余続録』法蔵館、2021年。123-125頁。
- ^ a b 『中国は“中国”なのか 「宅茲中国」のイメージと現実』著者紹介
- ^ “葛兆光”. history.fudan.edu.cn. 2021年4月24日閲覧。
- ^ ISBN 978-4497923554
- ^ ISBN 978-4497210104
- ^ 原著は2010年前後の講演録をもとにした日本向け書き下ろし原稿。
- ^ ISBN 978-4006003098
- ^ ISBN 978-4006004392
- ^ ISBN 978-4497220141
- ^ ISBN 978-4130203036