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葛井根主

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

葛井 根主(ふじい の ねぬし、生没年不詳)は、奈良時代貴族官位正五位下大膳亮

経歴

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淳仁朝天平宝字5年(761年従五位下に叙せられる。天平宝字8年(764年)正月に備中介に任ぜられるが、藤原仲麻呂の乱後の10月に阿波守に転じる。

称徳朝神護景雲元年(767年)二階昇進して外正五位下に叙せられると、翌神護景雲2年(768年衛門大尉内竪大丞として京官に遷っている。光仁朝宝亀2年(771年内位の従五位下に叙せられる。

桓武朝初頭の天応元年(781年)造宮少輔に任ぜられるが、翌天応2年(782年)4月に行政改革と長岡京遷都に向けた組織の再編成を目的として造宮省が廃止されると、5月に木工助、6月に木工頭に転じている。延暦2年(783年)従五位上に叙せられるが、延暦4年(785年)には伊予守として地方官に転じた。延暦9年(790年大膳亮として京官に復し、延暦10年(791年正五位下に至る。

官歴

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続日本紀』による。

脚注

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参考文献

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