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落合延高

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

落合 延高(おちあい のぶたか、1948年1月 - )は、日本歴史学者群馬大学社会情報学部名誉教授東京都出身。専門は歴史学上州近世[1]。著者名は「落合 延孝」と表記されている。

来歴・人物

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今昔物語集遠野物語などの民話譚、松本清張藤沢周平などの大衆文学を好み、学生に古文書にまつわる講義を行っていた。趣味は散歩カラオケ読書

専門分野

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  • 地域社会史 - 上州の江戸時代の社会史
  • 歴史情報論 - 幕末期の情報留である森村新蔵が記した「享和以来新聞記」を分析[4]

担当講義

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  • 「地域社会史」
  • 「歴史情報論」
  • 「社会情報学ゼミ」
  • 「古文書を読む」
  • 「歴史学」
  • 「地域社会史」
  • 「郷土史料を読むA~E」(放送大学)

著書・論文

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著書

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  • 「幕藩制国家論の問題点」『現代歴史学の成果と課題 2:前近代の社会と国家』歴史学研究会、1982年
  • 『新田文庫資料集1』群馬大学附属図書館、1986年
  • 『上里町史 資料編』上里町、1992年
  • 「歴史学からみた民俗信仰:狐憑・疫神・疱瘡と岩松氏の除札」『群馬民俗学の軌跡』煥乎堂、1993年
  • 『上里町史 通史編』上里町、1996年
  • 『猫絵の殿様』吉川弘文館、1996年
  • 「フォークロアから運動へ」『民衆運動史 近世から近代へ 3:社会と秩序』2000年
  • 「幕末を旅した男」『ものがたり 日本列島に生きた人たち』岩波書店、2000年
  • 「解説」『維新変革と民衆』吉川弘文館、2000年
  • 『八州廻りと博徒』山川出版社、2002年
  • 『幕末民衆の情報世界:風説留が語るもの』有志舎、2007年
  • 『東歴研の歩みと歴史学のこれから』第2章「東歴研の思い出」東京歴史科学研究会、2008年

論文

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  • 「世直しと村落共同体」『民衆の生活・文化と変革主体』(『歴史学研究』別冊、歴史学研究会、1982年11月)
  • 「近世村落における火事・盗みの検断権と神判の機能」(『歴史評論』442号、歴史科学協議会、1987年2月)
  • 「幕末維新期の情報収集活動と情報のネットワーク-森村新蔵「享和以来新聞記」を素材に-」(『群馬文化』267号、群馬県地域文化研究協議会、2001年7月)
ほか

所属学会

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  • 歴史科学協議会
  • 歴史学研究会
  • 日本史研究会
  • 地方史研究協議会
  • 東京歴史科学研究会
  • 関東近世史研究会
  • 群馬県地域文化研究協議会

注釈

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  1. ^ 教員紹介|群馬学習センター”. 放送大学. 2017年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月29日閲覧。
  2. ^ 放送大学群馬学習センター (2015年9月12日). “群馬学習センター30年のあゆみ” (pdf). 放送大学群馬学習センター. p. 7. 2017年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月29日閲覧。
  3. ^ 加藤修 (2016年12月10日). “記者報告:郷土研究の出版組織「みやま文庫」”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2017年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月29日閲覧。
  4. ^ 群馬大学社会情報学部・教員紹介・情報行動学科・落合延高”. 群馬大学社会情報学部 (2010年8月24日). 2014年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月29日閲覧。