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萱野 重通(かやの しげみち、寛文6年(1666年) - 宝暦7年6月28日(1757年8月12日))は、江戸時代前期から中期にかけての武士。旗本大島家家老。通称は利右衛門(りえもん)。
寛文6年(1666年)、大島家家老・萱野重利の長男として誕生。弟に萱野七之助(13歳で夭折)、萱野重実(赤穂藩士)、姉2人、妹1人がいる。
元禄12年(1699年)に主君・大島義也が長崎奉行となった際には同道して長崎へ赴いている。
宝暦7年(1757年)6月28日に死去。享年92。家督は長男の萱野公通が継いだ。