華山1914文化創意産業園区
華山1914文化創意產業園區 | |
概要 | |
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所在地 | 台湾台北市中正区八徳路一段1号 |
座標 | 北緯25度02分40秒 東経121度31分46秒 / 北緯25.04444度 東経121.52944度座標: 北緯25度02分40秒 東経121度31分46秒 / 北緯25.04444度 東経121.52944度 |
面積 | 19,800 m2[1] |
開業 | 2005年 |
ウェブサイト | |
公式ウェブサイト |
華山1914文化創意産業園区(かざん1914ぶんかそういさんぎょうえんく、繁体字: 華山1914文化創意產業園區; 簡体字: 华山1914文化创意产业园区; 繁体字: 華山1914文化創意產業園區; 拼音: Huàshān 1914 Wénhuà Chuàngyì Chǎnyè Yuánqū、英語: Huashan 1914 Creative Park)は、台湾台北市中正区にある商業・文化施設。華山1914文創園区や華山1914とも呼ばれる。運営は台湾文創発展基金会[2]。
前身は日本統治時代の台湾に建てられた酒造工場で、1987年に操業停止してから廃墟状態となっていたが、2003年に文化省が管理を始め、2005年に華山1914文化創意産業園区としてオープンした[3]。
沿革
[編集]酒造工場としての営業
[編集]1914年、日本統治時代の台湾に「芳醸株式会社酒造廠」という酒造工場が建築された[4]。8年後の1922年には台湾で酒やタバコの専売制が施行され、「台灣總督府專賣局台北酒工場」という施設名に改称され、官営化した[4][5]。太平洋戦争後の1946年には中華民国政府に接収され、「台灣省專賣局台北酒工廠」に[5]、1947年には「台灣省菸酒公賣局第一酒廠」と改称した[6]。
その後は多種の醸造酒や果実酒などを製造していたが[5]、1987年に工場が林口区に移ったことを期に操業停止し、10年以上に亘って放置されて落書きなどの無法状態が続いた[3]。
文化施設としての営業
[編集]操業停止から10年以上放置されていたが、2003年に行政院文化建設委員会(文化部の前身)が管理を始め[7]、2005年に華山1914文化創意産業園区としてオープンした[3]。
施設名の「華山」は初代台湾総督の樺山資紀の名前に[4]、「1914」は酒造工場の建築年に由来している[8]。
2019年現在、週末になると沢山のイベントが開催され、カフェや雑貨屋、ライブ会場、映画館、公園などがある[9]。
主なテナント
[編集]未来市 - 2018年にできた雑貨屋で、アート作品や生活用品、食品、インテリア、化粧品などが33のブースでそれぞれ販売されている[9]。
華山Laugh&Peace Factory(吉本興業) - 吉本興業の台湾拠点で、日本の文化や情報を発信し、台湾の文化と融合をはかる事業をしている[10][11]。
FabCafe Taipei(ロフトワーク) - ロフトワークが運営しているカフェ[12]。
アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ “100年前の酒造工場をリノベーション! 台北のカルチャースポット「華山1914」”. 現代ビジネス. 講談社 (2014年11月6日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ “「日本は後進国、台湾は先進国」―近代化遺産の「懐旧」的活用術を台湾に学ぶ”. nippon.com. p. 3 (2019年4月21日). 2021年11月12日閲覧。
- ^ a b c “アートと歴史が混在する場所!台北「華山1914文創園区」”. トラベルjp. ベンチャーリパブリック (2018年9月18日). 2021年11月12日閲覧。
- ^ a b c “華山1914文化創意産業園区 役目を終えた「廃虚」がアートを楽しむおしゃれなパークに”. みんなの台湾修学旅行ナビ. SNET台湾. 2021年11月12日閲覧。
- ^ a b c “元は酒工場。いい意味で”汚く”建造物を残せた台北のリノベ施設”. TRIP'S(トリップス). Orange (2017年8月22日). 2021年11月12日閲覧。
- ^ “華山1914文創園区 Huashan1914・Creative Park 華山1914文化創意產業園區”. 台北ナビ. 台湾ナビ(台湾那比達科股份有限公司). 2021年11月12日閲覧。
- ^ a b c “華山1914文創園区:台北のフォトジェニックスポットはノスタルジーなリノベーション空間【インスタ映え】”. タズネル. ギズ (2018年10月12日). 2021年11月12日閲覧。
- ^ “台湾? ●「華山1914文創園区」”. 産経 こどもニュース. 産経デジタル (2016年6月16日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ a b “【台湾】緑とアートがあふれる台北のお洒落スポット「華山1914文創園区」”. TABIZINE. オンエア (2019年1月18日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ “吉本、台北に日本文化の発信拠点 台湾文化との融合も模索 (要購読契約)”. 日本経済新聞 (2017年5月27日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ “吉本興業、台北に「華山Laugh&Peace Factory」 さまざまなコンテンツ発信”. 産経ニュース. 産経デジタル (2017年7月11日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ “台湾で人気を集める、ものづくり空間やスマホアプリ”. ハフポスト. BuzzFeed Japan (2014年9月16日). 2021年11月13日閲覧。
関連項目
[編集]- 華山駅
- 松山文化創意園区 - 台北市の台湾総督府専売局松山煙草工場をリノベーションした文化施設。
- 台中文化創意産業園区 - 台中市にある日本統治時代に大正製酒株式会社→総督府専売局だった工場をリノベーションした文化施設。
- 台湾の日本酒#歴史
外部リンク
[編集]- 公式サイト
- 華山1914文化創意產業園區 (1914CP) - Facebook
- 華山1914文化創意產業園區 (@huashan1914_creative_park) - Instagram
- 華山1914文化創意產業園區 - YouTubeチャンネル