華倫変
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華倫変 | |
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生誕 | 1974年10月13日 |
死没 |
2003年3月19日(28歳没) 日本 |
職業 | 漫画家 |
華倫変(かりんぺん、1974年10月13日 - 2003年3月19日)は、日本の男性漫画家。
1995年、大学在学中に投稿した作品『ピンクの液体』が講談社『週刊ヤングマガジン』においてちばてつや賞(ちばてつや大賞)を受賞[注 1]、『週刊ヤングマガジン』で執筆、その後太田出版『マンガ・エロティクスF』等で執筆するようになる。影響を受けた漫画家は、山本直樹、逆柱いみりなど。好きな歌手は戸川純。
2003年3月19日、心不全のため28歳で死去。『マンガ・エロティクスF』(2003年VOL.21の330頁)に編集長による読者への告知文が掲載された。
短編作品『張り込み』は、2001年に篠原哲雄によって映画化された。『高速回線は光うさぎの夢を見るか?』や『デッド・トリック!』は、小説家の高橋源一郎が帯で賞賛している。
独特の画風で、初期は特に絵が荒い。フェチズムな性をモチーフにすることが多く、怠惰な日常描写を得意とする。
作品一覧
[編集]- カリクラ 1 (1998年2月6日初版発行、1998年2月4日発売、講談社、ISBN 4-06-336721-5)[1]
- 復刊『カリクラ 華倫変倶楽部 上』 (2002年5月19日初版発行、2002年4月15日発売[2]、太田出版、ISBN 4-87-233662-3)[3]
- 究極タイガーボンバーナイツ(初収録)
- 赤い鎖骨
- AV
- 張り込み
- スウィートハネムーン
- 映研
- 電車が来ない
- 燃えよアニメ
- ピンクの液体
- あとがき
- 復刊『カリクラ 華倫変倶楽部 上』 (2002年5月19日初版発行、2002年4月15日発売[2]、太田出版、ISBN 4-87-233662-3)[3]
- カリクラ 2 (1998年5月7日初版発行、1998年5月6日発売、講談社、ISBN 4-06-336737-1)[4]
- 復刊『カリクラ 華倫変倶楽部 下』 (2002年6月17日初版発行、2002年5月21日発売[2]、太田出版、ISBN 4-87-233663-1)[5]
- フルカワとウサギ(初収録)
- 桶の女
- 大林寺先生
- 殺しのナンバー669
- バナナとアヒル
- テレフォンドール TALK 1 テレフォンレディ
- テレフォンドール TALK 2 テレフォンSEX
- テレフォンドール TALK 3 カエル
- テレフォンドール TALK 4 ポルノ
- テレフォンドール LAST TALK 援助交際
- あとがき
- 復刊『カリクラ 華倫変倶楽部 下』 (2002年6月17日初版発行、2002年5月21日発売[2]、太田出版、ISBN 4-87-233663-1)[5]
- 高速回線は光うさぎの夢を見るか? (2002年10月20日初版発行、2002年9月20日発売[2]、太田出版、ISBN 4-87-233697-6)[6]
- 忘れる(講談社 ヤングマガジン増刊・赤BUTA 2001年)
- あぜ道(太田出版 マンガ・エロティクスF vol.2 2001年)
- 下校中(太田出版 マンガ・エロティクスF vol.3 2001年)
- 木々(太田出版 マンガ・エロティクスF vol.4 2001年)
- ねむる部屋(太田出版 マンガ・エロティクスF vol.6 2001年)
- コギャル 危ない放課後(集英社 ビジネスジャンプ増刊・BJ魂 2001年)
- 酒とばらの日々(太田出版 マンガ・エロティクス 冬 2001年)
- とかく現世はくだらなすぎる[注 2](太田出版 マンガ・エロティクス 夏 2002年)
- 高速回線は光うさぎの夢を見るか?(太田出版 マンガ・エロティクスF vol.14 2002年)
- あとがき
- デッド・トリック! 上 (2003年11月6日発売、講談社、ISBN 4-06-334810-5)[7][注 3]
- デッド・トリック! 下 (2003年11月6日発売、講談社、ISBN 4-06-334811-3)[8][注 3]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “『カリクラ(1)』(華倫変)|講談社コミックプラス”. 講談社. 2022年1月27日閲覧。
- ^ a b c 2019年11月1日電子書籍版発売。
- ^ “カリクラ 華倫変倶楽部 上 - 太田出版”. 太田出版. 2022年1月4日閲覧。
- ^ “『カリクラ(2)』(華倫変)|講談社コミックプラス”. 講談社. 2022年1月27日閲覧。
- ^ “カリクラ 華倫変倶楽部 下 - 太田出版”. 太田出版. 2022年1月4日閲覧。
- ^ “高速回線は光うさぎの夢を見るか? - 太田出版”. 太田出版. 2022年1月4日閲覧。
- ^ “『デッド・トリック!(上)』(華倫変,尾玉 なみえ(漫画家))|講談社コミックプラス”. 講談社. 2022年1月4日閲覧。
- ^ “『デッド・トリック!(下)』(華倫変,岡 聡)|講談社コミックプラス”. 講談社. 2022年1月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- 『エロティクスF』に掲載された華倫変の訃報 - ウェイバックマシン(2003年8月1日アーカイブ分)