菊竹淳一
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菊竹 淳一(きくたけ じゅんいち、1939年1月[1] - )は、日本の美術史学者。九州大学名誉教授。専門は東アジア美術。
人物・経歴
[編集]福岡県に生まれる。1957年3月福岡県立修猷館高等学校[2]を経て、1963年3月九州大学文学部哲学科(美学・美術史専攻)を卒業。1963年3月九州大学大学院文学研究科修士課程(美学・美術史専攻)を修了[1]。
1965年4月九州大学文学部美術・美術史講座助手となるが、同年9月奈良国立博物館学芸員に転任。1979年8月九州大学文学部美術・美術史講座助教授に転任。1983年4月九州大学文学部附属九州文化史研究施設勤務を併任し、1994年9月九州大学文学部美術・美術史講座・大学院文学研究科教授に就任。1998年7月より2000年6月まで九州大学文学部長・大学院文学研究科長(2000年4月に大学院文学研究科が大学院人文科学研究院となると院長)を務め、2000年4月からは九州大学大学院人文科学府長も併任した[1]。2002年3月退官、九州大学名誉教授となる[3]。 2002年4月より2008年3月まで九州産業大学芸術学部教授を務める[4]。
編著
[編集]- 『聖徳太子絵伝』(蔵田蔵等共編、奈良国立博物館、1969年)
- 『高麗仏画』(吉田宏志等共編、朝日新聞社、1981年)
- 『日本古版画集成』(倉田文作等共編、筑摩書房、1984年)
- 『仏教版画』(至文堂、1984年)
- 『世界美術大全集 東洋編10・高句麗・百済・新羅・高麗』(吉田宏志等共編、小学館、1998年)
- 『世界美術大全集 東洋編11・朝鮮王朝』(吉田宏志等共編、小学館、1999年)
- 『高麗時代の仏画』(時空社、2000年)
脚注
[編集]- ^ a b c 「菊竹淳一教授 略歴・業績目録」哲学年報 第63巻 菊竹淳一教授退官記念特輯(九州大学大学院人文科学研究院、2004年)
- ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』(修猷館同窓会、2020年)同窓会員145頁
- ^ 九大美学メモリアル ―美学・美術史研究室お別れ会- 研究室史(2023年5月4日閲覧)
- ^ KAKEN:科学研究費助成事業データベース 菊竹淳一(2023年5月4日閲覧)