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菊池泰二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

菊池 泰二(きくち たいじ、1933年[1] - )は、日本海洋生物学者。

経歴・人物

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九州大学総長を務めた法学者菊池勇夫の二男として、福岡市に生まれる。兄に東洋史学菊池英夫、弟に経済学菊池光造、法学者菊池高志がいる[2]。1952年福岡県立修猷館高等学校[3]を経て、1956年九州大学理学部生物学科を卒業。1961年同大学院理学研究科博士課程を単位取得退学し、理学博士となる[4][1]

九州大学理学部助手を経て、1970年同教授に就任し、九州大学理学部附属天草臨界実験所所長を併任する[5]。1996年退職、九州大学名誉教授[1]。その後、九州ルーテル学院大学人文学部教授に就任し[4]、2004年退職[1]

1990年より1997年まで日本ベントス学会会長、2001年より2003年まで生態系工学研究会会長、2002年より2003年まで日本貝類学会評議員を務めた[4]

著書

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  • 『海底動物の世界』(中央公論社、1981年)
  • 『天草の渚―浅海性ベントスの生態学』(東海大学出版会、2006年)

脚注

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  1. ^ a b c d 菊池泰二『天草の渚―浅海性ベントスの生態学』(東海大学出版会、2006年)編著者紹介
  2. ^ 池田雄一「菊池英夫教授、山崎利男教授の古稀の雅齢を祝う」中央大学文学部紀要182号(史学科第45号)(中央大学文学部、2000年) 189-195頁
  3. ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』同窓会員96頁
  4. ^ a b c 菊池泰二マイポータル(国立研究開発法人科学技術振興機構)(2023年7月22日閲覧)
  5. ^ 菊池泰二『海底動物の世界』(中央公論社、1981年)著者経歴