荻野泰正
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荻野 泰正(おぎの やすまさ)は、日本の電気工学者。大阪工業大学工学部電気工学科元教授・電気クラブ初代会長[1]。工学博士。電気学会関西支部元評議員・会計幹事[2] [3]。第3回日本ロボット学会学術講演会1985実行委員[4]。
専門は、パワーエレクトロニクス(特に誘導電動機 /リニアモータ)、ロボット・メカトロニクス。
略歴
[編集]1952年大阪工業大学工学部電気工学科卒業(第1期生)。1957年大阪大学大学院工学研究科修士課程修了、工学修士(大阪大学)。1959年大阪工業大学工学部電気工学科に着任、電気工学教室を担当[5] 。その後、講師、助教授を経て、同学科教授、工学博士。
大阪工業大学工学部電気工学科にて30年以上の長きに渡り教鞭を執り、同学科初期のパワーエレクトロニクス工学の研究推進・育成に貢献した。また、電気クラブ初代会長・顧問も務めた[6]。
主な所属学会は、電気学会、パワーエレクトロニクス学会、日本ロボット学会、日本機械学会、計測自動制御学会など。
主な研究
[編集]- インバータ・コンバータ用三相正弦波発生器[7]
- 最適台形波信号を用いた誘導電動機駆動用三相電圧形PWMインバータの出力特性評価 - 神戸大学との共同研究[8][9]
- 転流回数の少ない電動機制御用MOSFET形インバータ[10]
- ベクトル制御方式を用いてインバータ付リニア誘導モータの超々低速度制御実績[11]
- モデル追従加速度制御系によるセンサレス力制御[12]
- ファジィフィルタを用いた加速度コントローラの構成法
- 操作性の良いファクシミリ装置 - 三菱電機への特許[13]
脚注
[編集]- ^ http://www.oit.ac.jp/www-ee/07_alumni/denkiclub/denkiclub-1.pdf
- ^ https://www.iee.jp/wp-content/uploads/honbu/31-doc-honb/s52houkoku.pdf
- ^ https://www.iee.jp/wp-content/uploads/honbu/31-doc-honb/s43houkoku.pdf
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/jrsj1983/4/1/4_1_67/_pdf
- ^ https://cir.nii.ac.jp/crid/1390001204658816512?lang=ja
- ^ http://www.oit.ac.jp/www-ee/07_alumni/member.shtml
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieejpes1972/94/4/94_4_169/_article/-char/ja/
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieejias1987/110/7/110_7_831/_article/-char/ja/
- ^ https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/eej.4391100610
- ^ http://denki.iee.jp/wp-content/uploads/ias/info/50.pdf
- ^ https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200902159944962523
- ^ https://jglobal.jst.go.jp/search/anythings#%7B%22category%22%3A%220%22%2C%22keyword%22%3A%22%5C%22荻野泰正%5C%22%22%7D
- ^ https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200903037234107590