荻田保
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荻田 保(おぎた たもつ、1908年9月2日[1] - 2003年4月9日)は、日本の内務官僚。
来歴
[編集]三重県生まれ。東京帝国大学法学部法律学科卒業。東京帝大在学中の1930年10月、高等試験行政科試験に合格[2]。1931年4月に内務省に入省。東京府内務部地方課属。1948年1月7日に地方財政委員会事務局長。1949年6月に地方自治庁財政部長。同年12月に地方自治庁次長となり、1950年5月30日からは再び地方財政委員会事務局長。1952年7月に地方財政審議会委員となり、1967年10月に公営企業金融公庫総裁。1976年11月から1979年11月まで地方財政審議会会長。その後は地方財務協会特別顧問[3]。
1978年、勲一等瑞宝章を受章。2003年4月9日、脳血管障害のため死去[1]。
職歴
[編集]- 1931年6月:内務省に入省。東京府内務部地方課属
- 1932年10月:内務省大臣官房文書課属
- 1937年7月:内務省地方局
- 1944年3月:山形県経済部長
- 1945年4月:東京都長官官房財務課長
- 1945年10月:内務省地方局財政課長
- 1948年1月:地方財政委員会事務局長
- 1949年6月:地方自治庁財政部長
- 1949年12月:地方自治庁次長
- 1950年5月:地方財政委員会事務局長
- 1952年8月:退官
著書
[編集]- 『現代史を語る ー 内政史研究会談話速記録 ー』(現代史料出版、2000年発行)
脚注
[編集]官職 | ||
---|---|---|
先代 遠山信一郎 |
地方自治庁次長 1949年 - 1950年 |
次代 鈴木俊一 |
先代 新設 |
地方自治庁財政部長 1949年 |
次代 鈴木俊一 |
先代 郡祐一 |
内務省地方局財政課長 1945年 - 1946年 |
次代 柏村信雄 |