荒谷真平
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荒谷真平 | |
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生誕 |
1914年6月8日 神奈川県横須賀[1] |
死没 | 1999年1月5日 |
居住 | 日本 |
研究分野 | 生化学 |
研究機関 | 台北帝国大学、東京医科歯科大学、東北大学 |
出身校 | 日本大学 |
主な指導学生 | 須田立雄[2] |
プロジェクト:人物伝 |
荒谷 真平(あらや しんぺい、1914年6月8日 - 1999年1月5日[3])は日本の医師、生化学者、歯学者[1]。元東北大学歯学部長、歯学部教授、東京医科歯科大学歯学部生化学講座初代主任教授、国立予防衛生研究所歯科衛生部部長[1]。
経歴
[編集]1938年、日本大学医学部卒業[1]。卒業後、同大学生化学教授の志賀直の元で研究に従事、志賀の台北帝国大学赴任に同行[1]。戦後、東京医学歯学専門学校(東京医科歯科大学)にて研究、1952年東京医科歯科大学歯学部生化学講座開設に伴い教授に就任[1]。山本肇、佐伯政友らと東北大学歯学部創設のため1966年に東北大学へ赴任[4][5][6]、1967年同歯学部長。1971年兼任で国立予防衛生研究所歯科衛生部部長、1977年に専従、1980年退任[1]。
著書
[編集]- 荒谷真平 編『8 蛋白質とその變性』日本医学雑誌〈綜合醫學新書〉、1950年3月。 NCID BN15451701。
- 荒谷真平 編『8 蛋白質とその變性』医学書院〈綜合医学新書〉、1951年3月。 NCID BA52452927。
- 荒谷眞平『第16巻 口腔生化學』永末書店〈最新歯科学全書〉、1954年12月。 NCID BN12448085。
- 荒谷真平、阿南功一、小林茂三郎『醫化學實驗入門』南山堂、1957年。 NCID BN0422286X。
- 荒谷真平 他『醫化學入門』南山堂、1958年10月。 NCID BN06723403。
- 荒谷真平 他 著、桧垣麟三 他 編『歯学事典』永末書店、1958年4月。 NCID BN06724632。
- 荒谷真平 他『醫化學入門』(訂正第2版)南山堂、1960年1月。 NCID BN0799002X。
- W.F.Neuman,M.W.Neuman『骨の生化学』訳監修 荒谷真平、医歯薬出版、1960年11月。 NCID BN12048382。
- 荒谷真平、阿南功一、小林茂三郎『醫化學實驗入門』(訂正第3版)南山堂、1961年5月。 NCID BN10600870。
- 荒谷真平 他『医化学入門』(改訂第5版)南山堂、1962年12月。 NCID BN10595307。
- 荒谷真平『歯科医学の生化学』東京医科歯科大学歯学部生化学教室、1965年11月。 NCID BA80121881。
- 荒谷真平 他 著、桧垣麟三 他 編『歯学事典』監修 長尾優、永末書店、1965年。 NCID BN14968326。
- 荒谷真平 他『医化学入門』(増訂第7版)南山堂、1966年1月。 NCID BN13864675。
- 荒谷真平、小林茂夫、上原陽子『人間の生物学 : 人体の構造と機能』永末書店、1966年3月。 NCID BN04379056。
- 荒谷真平、阿南功一、小林茂三郎『醫化學實驗入門』(増訂第6版)南山堂、1966年4月。 NCID BN12414378。
- 荒谷真平 他 編『歯学生化学』監修 押鐘篤、医歯薬出版、1966年6月。 NCID BN12455331。
- 荒谷真平 他『医化学入門』(第8版)南山堂、1967年4月。 NCID BN10587047。
- 荒谷真平 他 編『歯学生化学』監修 押鐘篤(第2版)、医歯薬出版、1967年。 NCID BN12961778。
- 荒谷真平 他 編『歯学生化学』監修 押鐘篤(第3版)、医歯薬出版、1968年7月。 NCID BN12455546。
- 荒谷真平、阿南功一、小林茂三郎『醫化學實驗入門』(第8版)南山堂、1969年4月。 NCID BA56187613。
- 荒谷真平 他 編『硬組織研究 : 歯の形成を中心として』医歯薬出版、1969年。 NCID BN01320556。
- 荒谷真平、菊地吾郎、立木蔚共『一般医化学』南山堂、1970年。 NCID BN01328332。
- 荒谷真平 他 編『歯学生化学』監修 押鐘篤(第4版)、医歯薬出版、1971年3月。 NCID BN13969684。
- 荒谷真平、阿南功一、小林茂三郎『医化学実験入門』(第10版)南山堂、1972年4月。 NCID BN07693272。
- 荒谷真平『虫歯のシンポジウム : 病因論』口腔保健協会、1973年。 NCID BN01340917。
- WHO『1 WHOによる手引きと基準』監修 荒谷真平 訳 国立予防衛生研究所歯科衛生部、口腔保健協会〈WHOシリーズ 口腔診査法〉、1973年。 NCID BN01343176。
- 荒谷真平、菊地吾郎、立木蔚共『一般医化学』(第2版)南山堂、1972年5月。 NCID BN10756530。
- 荒谷真平 他『一般医化学』(改訂第3版)南山堂、1975年10月。 NCID BN02800692。
- 荒谷真平、須賀昭一 編『虫歯のシンポジウム : 歯苔とエナメル質のかかわり合い』口腔保健協会、1978年5月。 NCID BN01346006。
- 荒谷真平『口腔生物学序説 : 遍歴と思索から』医歯薬出版、1980年3月。 NCID BN01520952。
- 荒谷真平 他『一般医化学』(第4版)南山堂、1980年4月。ISBN 4525130245。 NCID BN03888462。
- 荒谷真平、竹内光春 編『カップリングシュガーと虫歯』光琳、1981年12月。ISBN 4771281068。 NCID BN04395289。
- 荒谷真平 他『一般医化学』(第5版)南山堂、1985年3月。ISBN 4525130253。 NCID BN00630015。
- 荒谷真平 他『一般医化学』(第6版)南山堂、1993年4月。ISBN 4525130261。 NCID BN09190964。
所属団体
[編集]- 日本生化学会 元東北支部長
- 日本電気泳動学会第7回春季大会会長
- 国際歯科研究学会
- 国際歯科研究学会日本部会終身会員[7]
学職 | ||
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先代 内山充 1971年度 |
日本生化学会 東北支部長 1972年度 |
次代 瀬戸秀一 1973年度 |
先代 有山登 第6回 1956年 |
日本電気泳動学会春季大会会長 第7回 1957年 |
次代 石井進[要曖昧さ回避] 第8回 1958年 |
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 榊原悠紀田郎「荒谷真平 須賀昭一 広い視点からの歯の研究に意欲を燃やし続けた二人の基礎歯科医学者」『続歯記列伝』(第1版)クインテッセンス出版、東京都文京区、2005年5月10日、19-21頁。ISBN 4874178529。 NCID BN13665318。
- ^ 須田立雄「日暮れて,道なお遠し」『学術の動向』第13巻第5号、日本学術協力財団、2008年、86-88頁、doi:10.5363/tits.13.5_86、ISSN 1342-3363。
- ^ 『現代物故者事典 1997~1999』(日外アソシエーツ、2000年)p.27
- ^ 歯学部史の一断面東北大学歯学部同窓会
- ^ 歯学部創立の原点とその社会的意義東北大学歯学部同窓会
- ^ 8代学長 山本肇先生 1991(平成3)年8月1日~1995(平成7)年7月31日東京医科歯科大学
- ^ “50 周年記念誌「JADR のあゆみ」” (PDF). 国際歯科研究学会日本部会 (2006年2月20日). 2016年7月18日閲覧。