荒木賢二郎
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荒木 賢二郎(あらき けんじろう、1980年11月28日 - )は、日本の実業家。長崎県出身。
人物
[編集]東京農工大学工学部卒業と同時にウェブデザイン会社を創業。早稲田大学大学院商学研究科(MBA)修了を経て、2015年に同社を譲渡[1]。その後、ベンチャー企業5社の創業に参画し、IoT、メディア、リペアエコノミー、飲食店、いじめ防止アプリなどの経営に携わる[2]。
2020年より、テレワーク・テクノロジーズ株式会社代表取締役CEOとして、テレワーク関連事業を推進[3]。現在は堀江貴文との共同により、生成AI・ChatGPTを活用した研修・コンサル事業「パイソンメイカー」「タノメル」「ホリエモンAI学校」を展開。ChatGPTを用いたプログラミング講座は、IT人材不足に悩む地方企業などの関心を集めている[4]。
堀江との共著『堀江貴文のChatGPT大全』は、2023年8月の発売直後から全国の大手書店で売上ランキング1位を獲得した[5]。
エピソード
[編集]- 2018年、会員制バーを日中貸し出す事業や、かき氷専門店を夏の昼間だけ出店する事業を計画するも、不動産屋に門前払いされる。これらの体験をもとに、居酒屋の昼や定休日など、物件の空き時間を月単位で貸し借りできるプラットフォーム「よじげんスペース」を考案した[2]。
- 2023年、テレワーク需要の一巡により自社の業績が低迷し、株主から会社の清算を示唆されるも、それから48時間で企画・発表した新サービスがヒットし、会社は急成長に転じる[6]。この過程に関して、「諦めずにChatGPTに相談し続け、ChatGPTの研修・コンサルの事業を立ち上げたからこそ今がある」[7]と述べている。
著書
[編集]- 堀江貴文共著、2023、『堀江貴文のChatGPT大全』、幻冬舎 ISBN 9784344041592
脚注
[編集]- ^ 堀江・荒木 2023, p. 234.
- ^ a b 「株式会社よじげん/よじげんスペース|Montyly Pitch」サイバーエージェント・キャピタル 2023年8月29日閲覧
- ^ 「協業事例インタビュー テレワーク・テクノロジーズ株式会社」富士通アクセラレーター 2023年8月29日閲覧
- ^ 『日本経済新聞』2023年5月28日朝刊
- ^ 「テレワーク・テクノロジーズ、「堀江貴文のChatGPT大全」が全国の書店で1位獲得」AIRobot-NEWS 2023年8月21日
- ^ 「倒産前夜のベンチャーが「レンタルChatGPTできる人」でヒットを生み出せたわけ。お客さんを中心に、ミッションへ従ってPDCAを回し続ける。」PR TIMES 2023年7月18日
- ^ 堀江・荒木 2023, p. 245.
参考文献
[編集]- 堀江貴文・荒木賢二郎『堀江貴文のChatGPT大全』幻冬舎、2023年8月1日。