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荒川章二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

荒川 章二(あらかわ しょうじ、1952年 - )は、日本歴史学者。専門は日本近現代史、軍事史[1]国立歴史民俗博物館および静岡大学名誉教授[1]。国立歴史民俗博物館特任教授[2]放送大学浜松サテライトスペース客員教授[3]

人物・経歴

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静岡県生まれ[4]。1976年早稲田大学第一文学部卒業。1978年立教大学大学院文学研究科修士課程修了。1983年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学[5]。博士課程指導教官は藤原彰[6]

1984年日本学術振興会奨励研究員[7]。1985年法政大学大原社会問題研究所兼任研究員[7]。1988年静岡大学教育学部助教授[7]。1995年静岡大学情報学部情報社会学科教授[7][8]。2004年人間文化研究機構国立歴史民俗博物館客員教授[7]。2008年静岡大学情報学部副学部長[7]。2010年同学部長[9][10]。2013年人間文化研究機構国立歴史民俗博物館研究部歴史研究系教授[5][7]。2014年総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻教授併任[11]。2018年3月国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学定年退職[12]

専門は日本近現代史で、社会史及び軍事史を研究テーマにし[5]、軍隊と地域の研究などを行う[13]静岡県史編さん専門委員、山口県史編さん専門委員政治社会編責任者、沼津市戸田村史編纂会議編纂責任者、静岡県近代史研究会会長、同時代史学会理事、『同時代史研究』編集委員[5]等を歴任。

著書

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  • 『日本現代史』(藤原彰,林博史と共著)大月書店 1986年、1995年新版
  • 『敗戦前後―昭和天皇と五人の指導者』(吉田裕,功刀俊洋,荒敬,小田部雄次と共著)青木書店 1995年
  • 『軍隊と地域』シリーズ日本近代からの問い6 青木書店 2001年
  • 『日露戦争スタディーズ』(共著)紀伊國屋書店 2004年
  • 『浜松まつり―学際的分析と比較の視点から』(笹原恵,山道太郎,山道佳子と共著)岩田書院 2006年
  • 『軍用地と都市・民衆』山川出版社 2007年
  • 『全集日本の歴史16 豊かさへの渇望』小学館 2009年
  • 『新日本史 A』(共著)実教出版高等学校地理歴史教科書 2014年
  • 『地域のなかの軍隊 2 軍都としての帝都 関東』(編)吉川弘文館 2015年
  • 『地域のなかの軍隊 8 日本の軍隊を知る 基礎知識編』(共編)吉川弘文館 2015年
  • 『「1968年」社会運動の資料と展示に関する統合的研究』(編著)国立歴史民俗博物館研究報告、2019年
  • 『増補 軍隊と地域 郷土部隊と民衆意識のゆくえ』岩波現代文庫 2021年

出典

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  1. ^ a b 【学習センター機関誌から】人々が生きた現実への眼差しを”. 放送大学ウェブマガジン ON AIR WEB (2023年3月17日). 2023年8月16日閲覧。
  2. ^ 荒川 章二|研究者紹介|研究|国立歴史民俗博物館”. www.rekihaku.ac.jp. 2023年8月16日閲覧。
  3. ^ 教員紹介 |静岡学習センター”. 放送大学. 2023年8月16日閲覧。
  4. ^ 「荒川 章二」吉川弘文館
  5. ^ a b c d 「荒川 章二」国立歴史民俗博物館
  6. ^ 「昭和56年 学位授与・単位修得論文一」一橋研究
  7. ^ a b c d e f g 「荒川 章二」人間文化研究機構
  8. ^ 「荒川 章二」researchmap
  9. ^ 「第16回情報学研究交流会開催のお知らせ~「歴史を知る新たな形 - 博物館と情報学 -」~」静岡大学
  10. ^ 「情報学部の近況」静岡大
  11. ^ 「略歴(外部) - 荒川 章二」人間文化研究機構
  12. ^ 原山, 浩介, 2018, 荒川章二教員の退職にあたって: 国立歴史民俗博物館, 109–121 p”. rekihaku.repo.nii.ac.jp. 2023年8月16日閲覧。
  13. ^ 「2014年度金大祭日本史学研究室講演会(2014/11/03)「日本陸軍の変遷と地域社会」講師 荒川章二先生」金沢大学日本史学研究室