荒川洋二
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荒川 洋二(あらかわ ようじ、1935年(昭和10年)1月3日 - 2018年(平成30年)11月22日)は、日本の検察官。弁護士(弁護士法人サン総合法律事務所)。元大阪高等検察庁検事長。位階は正三位。
来歴
[編集]1959年(昭和34年)検事任官。大阪高検次席検事、神戸地検、大阪地検各検事正等を経て、1995年(平成7年)高松高検検事長、1996年(平成8年)大阪高検検事長を歴任し、1997年(平成9年)に退官。
その後、弁護士登録し、各種企業役員を務める。2005年(平成17年)の秋の叙勲で瑞宝重光章を受章[1]。
2018年11月22日、急性心不全のため死去、83歳[2]。叙正三位[3]。
略歴
[編集]- 京都大学法学部卒業
- 1956年(昭和31年) 司法試験第二次試験合格
- 1959年(昭和34年)
- 1959年(昭和34年)12月28日 静岡地方検察庁検事
- 1962年(昭和37年)8月20日 京都地方検察庁検事
- 1965年(昭和40年)8月16日 大阪地方検察庁検事
- 1970年(昭和45年)8月15日 神戸地方検察庁検事
- 1974年(昭和49年)
- 1977年(昭和52年)4月8日 法務省保護局恩赦課長
- 1979年(昭和54年)3月26日 法務省保護局総務課長
- 1981年(昭和56年)3月25日 大阪高等検察庁検事
- 1982年(昭和57年)3月25日 大阪地方検察庁交通部長
- 1983年(昭和58年)12月2日 大阪地方検察庁特別捜査部長
- 1985年(昭和60年)8月9日 大阪高等検察庁刑事部長
- 1986年(昭和61年)9月1日 大阪地方検察庁次席検事
- 1988年(昭和63年)9月12日最高検察庁検事
- 1989年(平成元年)4月10日 大阪高等検察庁次席検事併任法務総合研究所大阪支所長
- 1990年(平成2年)12月10日 神戸地方検察庁検事正
- 1992年(平成4年)5月27日 大阪地方検察庁検事正
- 1995年(平成7年)2月13日 高松高等検察庁検事長
- 1996年(平成8年)6月3日 大阪高等検察庁検事長
- 1997年(平成9年)12月15日 依願免本官
- 1998年(平成10年)
- 2月20日 弁護士登録(大阪弁護士会)
- 3月 清水・高村法律事務所(現 弁護士法人サン総合法律事務所)へ客員弁護士として入所
- 6月 株式会社ロイヤルホテル監査役
- 2001年(平成13年)4月 株式会社大阪証券取引所取締役
- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)6月 株式会社りそなホールディングス取締役
- 2005年(平成17年)11月3日 授瑞宝重光章
- 2018年(平成30年)11月22日 死去
脚注
[編集]- ^ 「秋の叙勲 中綬章以上と在外邦人、外国人叙勲の受章者一覧」『読売新聞』2005年11月3日朝刊
- ^ 荒川洋二氏が死去 元大阪高検検事長 日本経済新聞 2018年11月26日
- ^ 『官報』7422号、平成31年1月8日
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