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荒井政大(あらい まさひろ、1967年 - )は、日本の工学者。専門は、航空宇宙工学・機械工学・材料力学・構造力学・複合材料。特に、航空宇宙用構造材料・ナノカーボン系複合材料の開発と特性評価、境界要素法・有限要素法による構造解析・波動伝播解析・最適設計、超音波援用による非破壊検査・逆問題解析、ガラスレンズのモールド成形解析、機械材料・構造材料の熱粘弾性評価など[1]。学位は、博士(工学)(1997年)。名古屋大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻教授。
- 2000年 日本機械学会 奨励賞
- 2002年 日本機械学会材料力学部門 優秀講演賞
- 2005年 日本機械学会計算力学部門 優秀講演賞
- 2014年 日本複合材料学会 論文賞
- 2019年 日本複合材料学会 論文賞
- 2019年 日本実験力学会 論文賞
- 2021年 日本機械学会 計算力学部門 業績賞
- 2022年 日本機械学会 教育賞
- 2022年 日本複合材料学会 論文賞
- 2000-2022年度 日本計算数理工学会理事
- 2013-2014年度 日本材料学会理事
- 2016-2017年度 日本複合材料学会東海・北信越支部長
- 2020年度 日本航空宇宙学会東海支部支部長
- 2020-2022年度 日本機械学会出版センター長
- 2022-2023年度 日本複合材料学会 副会長
- 2019-2021年度 日本機械学会経営企画委員会 委員
- 2021-2022年度 日本機械学会情報の事業化WG 主査
- 2022年度 日本機械学会材料力学部門 部門長
- 2023年度 日本機械学会代表会員
- 2023年度 日本機械学会東海支部庶務幹事
- 2023年度 日本複合材料学会会長
- 『固体力学入門』(荒井政大・吉村 彰記 共著) 森北出版 2024
- 『基礎からの材料力学(JSMEやさしいテキストシリーズ)』(荒井政大・後藤圭太 共著) 日本機械学会/森北出版 2021[4]
- 『図解 はじめての材料力学』 講談社 2012[5]
- 『機械工学便覧 α6 計算力学』日本機械学会 丸善 分担執筆 2009[6]
- 『ガラスの加工技術と製品応用』情報機構 分担執筆 2007[7]
- 『新版 複合材料・技術総覧』(株)産業技術サービスセンター, 分担執筆 2011
- 先代
- 荻原慎二
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- 日本複合材料学会 会長
- 2023年 - 2024年
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- 次代
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- ^ “名古屋大学航空宇宙工学専攻構造力学研究グループ”. 2015年7月6日閲覧。
- ^ “名古屋大学工学研究科航空宇宙工学専攻 荒井政大ホームページ”. 2015年6月25日閲覧。
- ^ “名古屋大学ナショナルコンポジットセンター Webサイト”. 2021年11月1日閲覧。
- ^ “基礎からの材料力学 日本機械学会/森北出版”. 2021年8月19日閲覧。
- ^ “図解 はじめての材料力学 講談社”. 2015年6月25日閲覧。
- ^ “機械工学便覧 α6 計算力学 (日本機械学会 編) 丸善”. 2015年6月25日閲覧。
- ^ “ガラス加工技術 書籍 (情報機構)”. 2015年6月25日閲覧。