草野文男
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草野 文男(くさの ふみお、1915年5月24日[1] - 1996年8月21日[2])は、中国研究者。
福島県いわき市出身。1939年法政大学中退、1941年中央大学中退[3]。北京大学中退[4]。外務省情報部、調査部、調査局勤務。拓殖大学政経学部助教授、教授、1987年名誉教授。1960年「中共計画経済の実証的研究」で拓殖大学経済学博士。
著書
[編集]著書
[編集]- 『抗日支那相剋の現勢』人文閣 1942
- 『支那事変史研究 統一戦線支那の分析』人文閣 1944
- 『支那辺区の研究』国民社 1944
- 『国共論 国共両党の合作と相剋』世界思潮社 1947
- 『新中国の片貌』明倫閣 1947
- 『中国戦後の動態』教育出版 1947
- 『濁流に泳ぐ中国労働者 中国戦後の労働運動・中国労働運動の回顧』労働出版部 労働民主シリーズ 1948
- 『中共十年の生態』労働出版部 労働民主シリーズ 1948
- 『アジアの叛乱』養徳社 1951
- 『中共経済研究』明玄書房 1962
- 『中共計画経済』拓殖大学海外事情研究所 1962
- 『中共社会研究』 (私家版) 1966
- 『続・中共社会研究』(私家版) 1967
- 『毛沢東思想と文化大革命』(私家版) 1968 (『毛沢東思想概論』と題された同一内容の私家版冊子あり。)
- 『中国研究入門』(私家版) 1970
- 『現代中国経済』早稲田大学出版部 1972
- 『中国社会主義経済』早稲田大学出版部 1976
- 『中国経済の構造と機能』御茶の水書房 1982
- 『現代中国経済史研究』御茶の水書房 1985 (同一内容の刊行物として拓殖大学研究所刊 拓殖大学研究叢書(社会科学)4『現代中国経済史研究』1985あり。)
- 『近代中国と帝国主義』(私家版) 1994
共著
[編集]翻訳
[編集]- 宋文炳『支那文化叢書 第2 支那民族構成史』人文閣 1940
編著
[編集]- 『拓殖大学八十年史』 拓殖大学創立八十周年記念事業事務局 1980
論文
[編集]- 『中共農業の近代化(技術化)に関する研究』KDKシリーズ第三号 1964
- 『中国研究と日中関係について—私の最終講義—』拓殖大学論集第167号 1987
新聞記事
[編集]- 『毛首席暗殺陰謀の眞相 草野氏が語る中共の血の粛清』昭和26年8月21日付け毎日新聞