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草木インターチェンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

草木インターチェンジ(くさぎ-)はかつて静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家にあった三遠南信自動車道のインターチェンジである。このインターチェンジは、三遠南信自動車道が長野県・静岡県の県境を超える区間の一部として建設された草木トンネルが草木IC-水迫北IC間の自動車専用道路として1994年(平成6年)7月14日に開通した際に供用を開始した。

当初の計画では北側に続く兵越峠付近のトンネルで県境を越える予定であった。しかし、その後の調査で兵越峠付近の地質が悪くトンネル工事が困難であることがわかったため、兵越峠の西側にある青崩峠付近のトンネルで県境を越えるルートに変更された。

これにより、草木トンネルは自動車専用道路から一般道路に変更され当インターチェンジは廃止された。兵越峠側の本線が未開通であったため草木トンネルの本線とランプウェイが直接接続する形のインターチェンジであり、インターチェンジ廃止後は分岐箇所の準備工事の跡が残るだけで通常の高架道路になっている。

参考資料

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座標: 北緯35度14分09秒 東経137度54分58秒 / 北緯35.235795度 東経137.916221度 / 35.235795; 137.916221