草川隆
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草川 隆(くさかわ たかし、1935年 - 2022年[1])は、日本の推理作家、SF作家、ノンフィクション作家。日本推理作家協会会員。
略歴
[編集]東京生れ。國學院大學国文科卒業[1]。1968年にSF同人誌「宇宙塵」に連載した長編「時の呼ぶ声」でデビュー。「アポロは月に行かなかった」「幽霊は夜唄う」などのSFやホラーを発表。1986年には本格推理小説「個室寝台殺人事件」を発表し、以降はトラベル・ミステリー作品を多数発表。
2022年都内の施設で死去。
著書
[編集]単著
[編集]小説
[編集]- 『アポロは月に行かなかった』(栄光出版社) 1970
- 『小説ビートルズ』 (秋元書房、秋元文庫) 1976
- 『小説ビートルズの栄光』(秋元書房、秋元文庫) 1977
- 『小説ジェームス・ディーン』(秋元書房、秋元文庫) 1978
- 『妖界天女』(有楽出版社) 1986
推理小説
[編集]- 『個室寝台殺人事件』(栄光出版社、エイコー・ノベルズ) 1986
- 『個室寝台殺人事件』(広済堂出版、広済堂文庫ミステリー&ハードノベルス) 1991
- 『無縁坂殺人事件』(栄光出版社、エイコー・ノベルズ) 1987
- 『無縁坂殺人事件』(広済堂出版、広済堂文庫ミステリー&ハードノベルス) 1990
- 『寝台特急出雲殺人事件』(青樹社、Big books) 1987
- 『L特急「あずさ」の殺人』(双葉社、Futaba novels) 1987、のち文庫
- 『個室寝台「あさかぜ」殺人事件』(栄光出版社、エイコー・ノベルズ) 1988
- 『急行<アルプス82号>の殺人』(双葉社、Futaba novels) 1988
- 『寝台特急<はやぶさ>の殺人』(双葉社、Futaba novels) 1989、のち文庫
- 『東京発14時8分の死角』(立風書房、Rippû novels) 1989
- 『寝台特急富士で消えた女』(青樹社、Big books) 1989
- 『二階建<ひかり>号の殺人』(双葉社、Futaba novels) 1990、のち文庫
- 『L特急<かいじ>に消えた女』(双葉社、Futaba novels) 1990、のち文庫
- 『函館発北斗星2号の死角』(立風書房、Rippû novels) 1990
- 『京都発ひかり252号の死角』(立風書房、Rippû novels) 1990
- 『横浜異人館の少女』(青樹社、Big books) 1990
- 『寝台特急<エルム>の殺人』(双葉社、Futaba novels) 1991、のち文庫
- 『夜行寝台ゆうづる殺人事件』(青樹社、Big books) 1991
- 『ひかり223号逆転殺人』(広済堂出版、Kosaido blue books) 1991
- 『東北新幹線<やまびこ>の殺人』(双葉社、Futaba novels) 1992
- 『新大阪発21時18分の死角』(立風書房、Rippû novels) 1992
- 『寝台特急「富士」の殺人者』(広済堂出版、Kosaido blue books) 1992
- 『寝台特急<北陸>の殺人』(双葉社、Futaba novels) 1993
- 『特急白鳥 北陸路殺人事件』(青樹社、Big books) 1994
- 『特急「あけぼの」みちのく殺人』(広済堂出版、Kosaido blue books) 1994
- 『松本発あずさ 殺意の信濃路』(青樹社、Big books) 1995
- 『寝台特急出雲 殺意の山陰路』(青樹社、青樹社文庫) 1996
- 『特急あさま 殺意の信越本線』(青樹社、Big books) 1996
- 『「萩原朔太郎」殺人事件』(祥伝社、Non novel) 1996
- 『永井荷風・秘本の殺人』(祥伝社、Non novel) 1997
- 『東北新幹線 奥の細道殺人行』(青樹社、Big books) 1998
- 『上越新幹線 信濃川殺人事件』(青樹社、Big books) 1999
- 『信州伊那谷殺人事件』(コスミックインターナショナル、コスモノベルス) 2002
ジュブナイル
[編集]- 『時の呼ぶ声』(三一書房、さんいちぶっくす) 1968
- 『テミスの無人都市』(金の星社、少年少女21世紀のSF9)絵:上矢津 1969
- 『ロック島の冒険』(朝日ソノラマ、サンヤングシリーズ37) 絵:中村英夫 1972
- 『まぼろしの支配者』(岩崎書店、SF少年文庫29) 絵:金森達 1973
- 『まぼろしの支配者』(岩崎書店、SFロマン文庫) 1986
- 『ロボット犬の反乱』(秋元書房、秋元文庫) 1975
- 『学園魔女伝説:SF』(秋元書房、秋元文庫) 1979
- 『コミックからの侵略』(秋元書房、秋元文庫) 1981
- 『学園変身伝説:SF』(秋元書房、秋元文庫) 1982
- 『二つの学園:SF』(秋元書房、秋元文庫) 1982
- 『夢の侵入者』(朝日ソノラマ、ソノラマ文庫) 1982
- 『学園アイドル伝説:SF』 (秋元書房、秋元文庫) 1983
- 『奇蹟の油彩画』(朝日ソノラマ、ソノラマ文庫) 1983
- 『危険なアイドル』(朝日ソノラマ、ソノラマ文庫) 1983
- 『学園ポップス伝説:SF』(秋元書房、秋元文庫) 1984
- 『異郷の扉』(朝日ソノラマ、ソノラマ文庫) 1984
- 『幽霊は夜唄う』(双葉社、Futaba novels) 1984、のち文庫
- 『悪夢への鎮魂曲』(朝日ソノラマ、ソノラマ文庫) 1985
その他
[編集]- 『女の残酷風土記:奇習と伝説のふるさと巡り』(日本文芸社) 1971
- 『とてもこわい幽霊妖怪図鑑』(朝日ソノラマ) 1974
- 『世界の謎を解く』(秋元書房、秋元文庫) 1976
- 『世界の伝説:語りつがれる好奇とロマンの世界』(永岡書店) 1980
- 『怪奇伝説の謎』(秋元書房、秋元文庫) 1980
- 『幽霊と妖怪の世界:日本の怪談六十話』(永岡書店、ナガオカ入門シリーズ) 1980
- 『動物博学ウオッチング』(広済堂出版、広済堂文庫) 1994
共著
[編集]- 『理科3年』(学習研究社、学研まんがピッポシリーズ)構成:草川隆等、絵:内山安二等 1973
- 『愛の体験ノート』(秋元書房、秋元文庫) 1981
- 『女子中・高生の愛の体験ストーリー』(秋元書房、秋元文庫) 1983
- 『宇宙塵傑作選:日本SFの軌跡 2』(出版芸術社)編:柴野拓美 1997
- 『自選ショート・ミステリー 2』(講談社、講談社文庫、ミステリー傑作選;特別編 6) 編:日本推理作家協会 2001
原作
[編集]- 『アフリカの爆弾』(ペップ出版、ペップ・コミック文庫)原作:筒井康隆・草川隆、画:山上たつひこ 1976
- 『半田溶助女狩り:the complete edition』(フリースタイル)画:山上たつひこ 2010:一部の作品の原作
- 『水木しげる漫画大全集070 水木氏のメルヘン全他』(講談社)画:水木しげる 2016:一部の作品の原作