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草場季喜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

草場 季喜(くさば すえき、1899年明治32年)12月16日[1][2] - 1963年昭和38年)5月3日[1][2])は、日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍少将

経歴

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滋賀県出身[1][2][注 1]草場彦輔陸軍少将の息子として生まれる[1]陸軍中央幼年学校予科中央幼年学校を経て、1920年(大正9年)5月、陸軍士官学校(32期)を卒業[1][2][3]。同年12月、工兵少尉に任官し工兵第15大隊付となった[1][3]。1923年(大正12年)12月、陸軍砲工学校高等科(29期、員外学生)を優等で卒業した[4]。1924年(大正13年)4月、陸軍派遣学生として東京帝国大学理学部物理学科に入学し、1927年(昭和2年)3月に卒業した[5][6]

1928年(昭和3年)4月、陸軍科学研究所員に発令[1]。以後、ドイツ駐在、科学研究所員、陸軍省兵器局課員などを務め、1940年(昭和15年)8月、工兵大佐に昇進し独立工兵第27連隊長(関東軍)に就任し日中戦争に出征した[1][5]。1942年(昭和17年)10月、第9陸軍技術研究所員(登戸研究所)第1科長となり、1944年(昭和19年)8月、陸軍少将に昇進[1][5]。 1945年(昭和20年)9月、陸軍兵器行政本部付となり、同年12月、予備役に編入された[1]

1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[7]

親族

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脚注

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注釈

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  1. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』438頁では東京。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 『日本陸海軍総合事典』第2版、59頁。
  2. ^ a b c d 『日本陸軍将官辞典』269頁。
  3. ^ a b 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』437-438頁。
  4. ^ 『日本陸海軍総合事典』第2版。59、637頁。
  5. ^ a b c 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』438頁。
  6. ^ 『日本陸海軍総合事典』第2版。59、613頁。
  7. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」54頁。

参考文献

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  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。