茶臼山古墳 (壬生町)
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茶臼山古墳 | |
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別名 | 羽生田茶臼山古墳 |
所在地 | 栃木県下都賀郡壬生町羽生田 |
位置 | 北緯36度29分22.1秒 東経139度46分41.2秒 / 北緯36.489472度 東経139.778111度座標: 北緯36度29分22.1秒 東経139度46分41.2秒 / 北緯36.489472度 東経139.778111度 |
形状 | 前方後円墳 |
規模 | 長さ91メートル・高さ12メートル |
築造時期 | 6世紀後半 |
史跡 | 1958年(昭和33年)6月28日国指定[1] |
地図 |
茶臼山古墳(ちゃうすやまこふん)は、栃木県下都賀郡壬生町羽生田にある前方後円墳である。同名の古墳が各地にあるため、羽生田茶臼山古墳と呼ばれることもある。1958年(昭和33年)に国の史跡に指定された[1][2]。
概要
[編集]黒川左岸の標高100メートル前後の台地頂部に南面して築かれた[3]。谷を挟んだ東側の台地上には円墳の富士山古墳(県指定史跡)が所在する[2]。
墳丘は2段築成で、墳丘1段目(基壇)の幅が広い「しもつけ型古墳」の特徴を持っている[4]。長さ91メートル・高さ12メートルの墳丘の周りは盾型周堀と周堤で囲まれ、周堤を含めた全長は140メートルに達する[2][4]。
埋葬施設は未調査であるが、1895年(明治28年)の発掘調査で出土した埴輪や土師器、須恵器が八木奘三郎によって中央の学会に紹介されている[3]。特に家形埴輪は屋根の部分しか残っていなかったが、復元すれば推定180センチメートルに達する特大品である[4]。
築造時期は、出土した埴輪などから6世紀後半に位置付けられている[4]。
脚注
[編集]- ^ a b 文化庁. “茶臼山古墳”. 国指定文化財等データベース. 2020年11月4日閲覧。
- ^ a b c 栃木県教育委員会事務局文化財課. “茶臼山古墳”. とちぎの文化財. 2020年11月4日閲覧。
- ^ a b 大塚初重・小林三郎・熊野正也編『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年9月、358-359頁
- ^ a b c d 現地説明板
関連項目
[編集]- 日本の古墳一覧#栃木県
- 関東地方の史跡一覧#栃木県
- 茶臼山古墳 - その他の茶臼古墳