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茨木酒造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
茨木酒造合名会社
IBARAKI SHUZO
茨木酒造 酒蔵
種類 合名会社
本社所在地 日本の旗 日本
674-0084
兵庫県明石市魚住町西岡 1377
北緯34度41分22.2秒 東経134度53分50.4秒 / 北緯34.689500度 東経134.897333度 / 34.689500; 134.897333座標: 北緯34度41分22.2秒 東経134度53分50.4秒 / 北緯34.689500度 東経134.897333度 / 34.689500; 134.897333
設立 嘉永元年(1848年)
業種 食料品
法人番号 2140003005534
事業内容 清酒・甘酒の製造販売
代表者 茨木清兵衛(代表)
外部リンク https://rairaku.jp/
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茨木酒造合名会社(いばらきしゅぞう)は兵庫県明石市魚住町にある日本酒蔵元である。

明石周辺は古くより酒造りの本場である神戸の灘にたいして西灘[1]と呼ばれ、酒造りが盛んであった。明治時代の最盛期には酒蔵が60軒[2]から70軒[3]ほどあり、1911年(明治44年)の明石港からの主要輸出物は清酒で2万3千石あった[4]

沿革

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  • 1848年(嘉永元年)- 創業。
  • 2014年(平成16年)- 9代目がオーナー杜氏となる。8代目は営業担当へ。
  • 2019年(平成31年)- ホームページ公開。

特徴

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  • 酒米には兵庫県産山田錦[5]を使用。
  • 甘酒は米と麹だけを使った本物[6]、ノンアルコール。
  • 9代目になってから仕込みはオーナー杜氏1人で行っている。
  • 花酵母を使った新しい日本酒の開発。

商品

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  • 代表銘柄は、来楽。
  • 甘酒
  • 花酵母を使ったシリーズ[2]

アクセス

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その他

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茨木酒造 洋館
茨木酒造

2008年(平成20年)以下の建築物7棟が兵庫県の登録有形文化財に登録[7]された。

文化財一覧
建物名 時代 年代
事務所 大正初期
仕込み蔵 明治中期
精米所 明治中期
澄まし蔵 明治中期
倉庫 明治中期
引返し蔵 大正初期
瓶詰め場 大正初期

明石市内にある蔵元

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  • 明石市内にある蔵元の一覧[8]
蔵元一覧
名柄名 会社名 郵便番号 住 所
明石鯛 明石酒類醸造(株) 673-0871 大蔵八幡町1-3
来楽 茨木酒造(名) 674-0084 魚住町西岡1377
神鷹 江井ヶ嶋酒造(株) 674-0065 大久保町西島919
大和鶴 大和酒造(株) 674-0065 大久保町西島1063-2
空乃鶴 西海酒造(株) 674-0071 魚住町金ヶ崎1350
赤石 太陽酒造(株) 674-0064 大久保町江井島789

脚注

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  1. ^ 西灘の酒蔵群”. 明石観光協会. 2019年10月13日閲覧。
  2. ^ a b はりま酒文化ツーリズム 蔵元紹介 茨木酒造”. 播磨広域連携協議会. 2019年10月13日閲覧。
  3. ^ 茨木酒造 ホームページ、代表あいさつより
  4. ^ 港別港文化アーカイブス、明石港の「みなと文化」4. 明治・大正時代の明石港 (P.64-5)” (pdf). みなと文化研究事業. 2019年10月13日閲覧。
  5. ^ 山田錦は1923年(大正12年)に明石の兵庫県立農事試験場で誕生している。
  6. ^ 茨木酒造 ホームページ、商品紹介より
  7. ^ 兵庫県登録文化財(建造物)”. 兵庫県. 2019年10月13日閲覧。
  8. ^ 連載 明石のたからもの-9 明石の酒造り”. 明石市. 2019年10月13日閲覧。

外部リンク

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