茨城国造
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茨城国造(いばらきのくにのみやつこ・いばらきこくぞう)は常陸国中部を支配した国造。茨木国造とも。
概要
[編集]表記
[編集]『古事記』では茨木国造、『先代旧事本紀』「国造本紀」、『常陸国風土記』では茨城国造と表記されている。
祖先
[編集]氏族
[編集]壬生氏(みぶうじ、姓は連)か。筑波国造、馬来田国造、須恵国造、師長国造、石背国造、道口岐閉国造、周防国造、額田部湯坐連、三枝部造、菴知造、高市県主(高市連)、若舎人部氏、建部氏などと同族。
本拠
[編集]支配領域
[編集]国造の支配領域は当時茨城国と呼ばれた地域、後の律令国の常陸国茨城郡、現在の茨城県石岡市・笠間市、および水戸市・つくば市・土浦市の一部に相当する。恋瀬川流域から霞ヶ浦北岸に大型古墳が多数築造されている。
氏神
[編集]墓
[編集]子孫
[編集]脚注
[編集]- ^ 宝賀寿男「墳丘上に神社のある古墳」『古樹紀之房間』、2015年。
参考文献
[編集]- 『國史大辭典』(吉川弘文館)
- 坂本太郎・平野邦雄『日本古代氏族人名辞典』(吉川弘文館)
- 『日本史広辞典』(山川出版社)
- 『神道大辞典』(臨川書店)