茅野裕城子
表示
茅野 裕城子(ちの ゆきこ、1955年7月6日[1] - )は、日本の小説家、日本ペンクラブ女性作家委員会副委員長。
略歴
[編集]- 東京都出身。
- 青山学院大学フランス文学科卒業。
- 女優業を経た後、トラベルライターとして世界中を巡る。1992年には北京大学に留学し、中国語と中国現代文学を学ぶ。
- 現在は武蔵野大学で文芸創作の授業を担当。
- 1987年、「有髪」で第66回文學界新人賞佳作。
- 1995年、「韓素音の月」で第19回すばる文学賞受賞。
- 1998年、『大陸游民』で第20回野間文芸新人賞候補。
作品リスト
[編集]小説
[編集]単行本
[編集]- 『韓素音の月』
- 韓素音の月(『すばる』1995年11月号)
- 淡交
- 蝙蝠
- 『大陸游民』(1998年1月30日、集英社、ISBN 9784087743159)
- 『西安の柘榴』(2004年7月10日、集英社、ISBN 9784087747058)
- 口内電話(『すばる』2000年4月号)
- 黄無花果(『すばる』2000年11月号)
- 唯一の芒果(『すばる』2001年1月号)
- 西安の柘榴(『すばる』2001年4月号)
- フラッシング 北京便(『すばる』2001年9月号)
- オリーブのために(『すばる』2002年1月号)
- 突然、シャンハイ(『すばる』2002年3月号)
- 禿山の一夜(『すばる』2003年4月号)
- 『ミッドナイト・クライシス』(2007年10月10日、集英社、ISBN 9784087748758)
- ミッドナイト・クライシス(『すばる』2005年12月号)
- ペチカ燃えろよ(『すばる』2006年6月号)
- ダライ・ママ(『すばる』2007年4月号)
単行本未収録作品
[編集]- タイムシェア(『すばる』2004年12月号)
- スローリー・ゴーホーム(『すばる』2005年6月号)
- 北方交通(『群像』2008年8月号)
エッセイ
[編集]- 『バービーからはじまった』(2004年4月30日、新潮社、ISBN 9784104677016)
共著
[編集]脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.457