英美子
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英 美子(はなぶさ よしこ、本名:中林 文、1892年7月1日 - 1983年3月15日)は、日本の詩人。
人物・来歴
[編集]静岡県静岡市出身。和仏英女学校卒。1921年西条八十に師事、『白孔雀』同人として詩作をおこない、1925年第一詩集『白橋の上に』を上梓。『日本詩人』、『詩之家』などに詩を発表。戦後は『日本未来派』同人。
1980年5月14日、「アンドロメダの牧場」詩集のスペイン・ダンテ社翻訳出版に際し、ダンテ社の招きにより渡西、マドリード・アテネオ劇場で自作詩朗読リサイタル、スペイン語朗読。ギター伴奏は長男の中林淳眞。
著書
[編集]- 白橋の上に 詩集 (真砂社出版部、1925年)
- 春の顔 (平凡社、1927年)
- 美子恋愛詩集 (素人社書屋、1932年)
- 東洋の春 (交蘭社、1932年)
- 浪 (興亜日本社、1941年)
- 弾の跡へ (文林堂双魚房、1943年) ※ゆまに書房より復刊
- はるぶな日記 (白灯社、1953年)
- 英美子詩集 (宝文館、1958年)
- アンドロメダの牧場 詩集 (昭森社、1970年)
- 授乳考 詩集(思潮社、1974年)
- 仮装の町 自選詩集 (花神社、1993年9月)
- 春鮒日記 (つり人社、1994年4月) ※つり人ノベルズ NHKラジオ わたしの本棚朗読
詩碑
[編集]茨城県龍ケ崎市川原代町の道仙田には「川は流れる」、北海道枝幸郡歌登町(現枝幸町)には「ああ うるわしのパンケナイ川よ」の詩碑ある[1][2]。