苫小牧東宝・セントラル映劇
表示
苫小牧東宝・セントラル映劇 Tomakomai Toho/Central Eigeki | |
---|---|
情報 | |
正式名称 | セントラル映劇 |
完成 | 1975年 |
開館 | 1975年 |
閉館 | 2005年4月15日 |
最終公演 |
ナショナル・トレジャー(1階) アビエイター(2階) |
収容人員 | (2館合計)401人 |
設備 | DOLBY SR |
用途 | 映画上映 |
運営 | 文化興業株式会社 |
所在地 |
〒053-0025 北海道苫小牧市錦町2丁目5番9号 |
アクセス |
JR苫小牧駅から徒歩8分 苫小牧市営バス「苫信本店前」停留所下車徒歩3分 |
苫小牧東宝・セントラル映劇(とまこまいとうほう・セントラルえいげき)は、かつて北海道苫小牧市錦町2丁目に存在していた映画館である。
概要
[編集]静内町(現:新ひだか町)にて「静内文化劇場」(現在は閉鎖)を経営していた「文化興業」が経営・運営する映画館として1975年(昭和50年)、「遊楽ビル」内に開業。「遊楽ビル」の名は、かつて同市内に存在した劇場「遊楽館」(札幌市にあった松竹遊楽館とは無関係)に由来する。
1階の『苫小牧東宝』は館名の通り東宝系の作品を主に上映し、2階の『セントラル映劇』は東宝や松竹の邦画・洋画を交互に上映していたが、徐々に番組編成がフリーとなっていき、2003年(平成15年)8月、1階・2階とも『セントラル映劇』に館名を統一した。
しかし館名統一以降は業績が徐々に低下。また、2005年(平成17年)4月28日に開業したイオン苫小牧ショッピングセンター[1](現:イオンモール苫小牧)内にシネマコンプレックス『ディノスシネマズ苫小牧』がオープンすることもあり[2]、同年4月15日に閉館した[3]。
最後の上映は「ナショナル・トレジャー」と「アビエイター」だった。
ビル自体は映画館撤退後も残存していたが、その後解体され、同館跡地には2011年(平成23年)10月20日に飲食施設『四季食彩まつもと』がオープンしている。
座席数は東宝・セントラル共に205席だったが、末期は1階が200席、2階が201席だった。また閉館まで一貫してドルビーステレオ音響だった。
上映したおもな映画
[編集]※出典のみられる主な映画である。
関連項目
[編集]- 苫小牧日劇 - 寿町2丁目に存在していた映画館。別企業が経営していたが、末期は文化興業に経営譲渡されていた。
脚注
[編集]- ^ “2005この一年(2)大型店進出、撤退”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2005年12月16日)
- ^ “イオン開店間近-苫小牧最大のショッピングセンター-(3)商サービスと娯楽”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2005年4月6日)
- ^ “老舗映画館 苫小牧のセントラル映劇 感動伝え30年 惜しまれ幕 最後の映写技師・湊さん 父親のような存在”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2005年4月16日)
- ^ “エイリアン4 ロードショー上映劇場一覧”. 20世紀フォックス. 2012年10月27日閲覧。
- ^ “ザ・ビーチ 全国上映劇場リスト”. 20世紀フォックス. 2012年10月27日閲覧。
- ^ “STAR WARS エピソード2/クローンの攻撃 上映劇場一覧”. 20世紀フォックス. 2012年10月27日閲覧。
- ^ “リーグ・オブ・レジェンド 全国上映劇場リスト”. 20世紀フォックス. 2012年10月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- 苫小牧市内の映画館2つ閉館へ - 苫小牧民報(2005年4月7日付の記事)