苫小牧ケーブルテレビ
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苫小牧ケーブルテレビ(とまこまいケーブルテレビ)は、北海道苫小牧市にあるケーブルテレビ局である。
概要
[編集]1989年に苫小牧市内で有線放送を運営していた「苫小牧音楽放送」により苫小牧市内でのケーブルテレビ事業が開始され[1]、「苫小牧ケーブルテレビ」の愛称でサービスを展開[2]。音楽放送時代はピークの1997年に1500世帯が加入するもWOWOWの普及やスカイパーフェクTVの料金値下げにより2005年時点では600世帯に減少し施設老朽化や地上波デジタル化への対応が困難となり[3]、2005年よりTikiTikiインターネットを運営する「エヌディエス」子会社のニューデジタルケーブル株式会社(本社:花巻ケーブルテレビ内)が事業を譲受し運営している[4][5]。
沿革
[編集]- 1989年11月5日 - 苫小牧音楽放送がケーブルテレビ事業を開始、当初は新明町から澄川町付近までを営業区域とし地上波7チャンネル・衛星放送2チャンネルと音楽・ラジオの音声放送9チャンネル合わせ18チャンネルを提供[1]。
- 1990年 - スターチャンネル・CNN等CS放送9チャンネルを追加[2]。
- 1998年8月 - 自主制作番組を開始[6]。
- 2005年
- 2006年6月1日 - 自主制作番組を再開[5]。
- 2010年3月1日 - KDDIとの提携によるケーブルプラス電話サービスを開始[8]。
- 2011年2月10日 - しらかば町のスタジオ・制作部門事務所と北光町の営業事務所を日新町の新事務所に集約移転[9]。
所在地
[編集]サービスエリア
[編集]- 北海道苫小牧市
- 有珠の沢町
- 柏木町
- 川沿町
- 桜木町
- 桜坂町
- しらかば町
- 澄川町
- ときわ町
- 豊川町
- 日新町
- はまなす町1丁目
- 明野新町
- 泉町
- 三光町
- 新明町4・5丁目(一部)
- 日の出町
- 美園町
- 柳町4丁目(一部)
- 新開町1丁目
- 明野元町
- 拓勇西町1~6丁目
- 拓勇東町
- 沼ノ端(一部)
主な放送チャンネル
[編集]テレビ局
[編集]デジタル | 放送局 | |
---|---|---|
TV011-013 | HBC北海道放送 | |
TV021-023 | NHK室蘭Eテレ | |
TV031-032 | NHK室蘭総合 | |
TV051-053 | STV札幌テレビ放送 | |
TV061-063 | HTB北海道テレビ放送 | |
TV071-073 | TVhテレビ北海道 | |
TV081-082 | UHB北海道文化放送 | |
QVC | ||
111 | とまこまいチャンネル | |
GAORA | ||
BS101-102 | NHK BS | |
BS141-143 | BS日テレ | |
BS151-153 | BS朝日 | |
BS161-163 | BS-TBS | |
BS171-173 | BSテレ東 | |
BS181-183 | BSフジ | |
BS191-193 | WOWOW | |
BS200 | スターチャンネル | |
BS211 | BS11 | |
BS222 | TwellV(トゥエルビ) | |
710 | ショップチャンネル | |
721 | フジテレビTWO | |
722 | 旅チャンネル・MONDO TV | |
725 | LaLa TV | |
728 | フジテレビNEXT | |
730 | J SPORTS 3 | |
731 | J SPORTS 1 | |
732 | J SPORTS 2 | |
734 | スカイ・A | |
737 | ゴルフネットワーク | |
739 | フジテレビONE | |
751 | ファミリー劇場 | |
752 | 日本映画専門チャンネル | |
753 | 時代劇専門チャンネル | |
754 | Dlife | |
755 | スーパー!ドラマTV | |
756 | ムービープラス | |
759 | ザ・シネマ4K | |
763 | 衛星劇場 | |
764 | 東映チャンネル | |
770 | スペースシャワーTV | |
781 | キッズステーション | |
782 | アニマックス | |
790 | 日経CNBC | |
796 | ディスカバリーチャンネル | |
797 | アニマルプラネット | |
798 | ヒストリーチャンネル | |
799 | ナショナルジオグラフィック | |
810 | グリーンチャンネル | |
811 | グリーンチャンネル2 | |
812 | SPEEDチャンネル | |
950 | プレイボーイチャンネル | |
951 | レインボーチャンネル | |
952 | ミッドナイトブルー | |
953 | パラダイステレビ | |
954 | ピンクチェリー | |
700 | えんてれ | |
- デジタルTVはJC-HITSを使用している。
- 地上デジタルテレビジョン放送は同一周波数パススルー方式のため、地上デジタル対応テレビまたはチューナであれば視聴可能
- BSデジタル放送は同一周波数パススルー方式のため、BSデジタル対応テレビまたはチューナであれば視聴可能
- BSアナログ放送は同一周波数パススルー方式のため、BSアナログ対応テレビまたはチューナであれば視聴可能。参照[1]
- 苫小牧中継局を受信した再送信を行っているが、2015年3月16日[11]まではデジアナ変換とのサイマル放送。
関連項目・関連企業
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 胆振初のCATV営業を開始-苫小牧 - 北海道新聞1989年11月5日朝刊21面
- ^ a b CATV充実、増チャンネル-苫小牧 - 北海道新聞1990年8月16日朝刊17面
- ^ a b 苫小牧音楽放送CATV事業撤退加入者伸びず3月に - 北海道新聞朝刊2005年2月11日朝刊13面
- ^ a b CATV事業を岡山の企業へ譲渡苫小牧音楽放送 - 北海道新聞2005年3月4日朝刊11面
- ^ a b 地域の情報映像で発信 苫小牧ケーブルテレビ来月から自主番組 -北海道新聞2006年5月16日朝刊苫小牧日高版26面
- ^ 加入者増へ弾み苫小牧CATV 8月から自主制作番組催し情報月1-2回将来は終日放映に拡大 - 北海道新聞1998年6月18日朝刊苫小牧日高版24面
- ^ 苫小牧音楽放送のCATV譲渡認可道総合通信局 - 北海道新聞2005年3月19日朝刊10面
- ^ ケーブル回線で固定電話苫小牧で新サービス - 北海道新聞2010年3月2日朝刊8面
- ^ 地域の発信地新営業所開業 苫小牧ケーブルテレビ - 北海道新聞2011年2月10日朝刊28面
- ^ 苫小牧ケーブルテレビがお届けする地域ポータルサイト「ぐるとま」(会社概要・2022年4月1日閲覧)
- ^ <https://www.soumu.go.jp/soutsu/hokkaido/2015/0113.html 北海道内ケーブルテレビのデジアナ変換サービス終了予定日 - アナログテレビ受信機のデジタル対応をお急ぎ下さい -] - 総務省北海道総合通信局(2015年1月13日リリース・2015年1月16日閲覧)